【BFV】太平洋航空機特集

太平洋航空機特集

 

大変お待たせいたしました。ついに太平洋航空機の解説記事です。

 

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この記事はある程度のBFVの航空機に関する知識があることが前提です。初めましての方はぜひ本編記事を読んでいただけると幸いです

s0wh4t.hatenablog.com

 

 

◎機体別個別記事

 【アメリカ】

s0wh4t.hatenablog.com

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 【日本】

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◎関連記事

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おまけ

 

 

 

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硫黄島のコンクエストは初動でチハたんのかわいいおしりがたくさん拝める

 

かわいい。。。

 

チヌたんやチリたんにかこまれてる~♡

 

九七式中戦車がランク6なのにチハたんの見た目保つためだけに対戦車強化しないアホです

 

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はい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コルセアF4U-1C

コルセアF4U-1C

 

 USA!USA!USA! 零戦の無敵神話を打破すべく開発されたアメリカの戦闘機だ。本機は安全圏からの遠隔攻撃や特殊な機動に優れる。

 

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なかなか個性的な技能がそろう。よくフォロワーから「誘導爆弾ってどうやったら当たるの?」「当たり判定おかしくない?」などと誘導爆弾について質問されるため、パターン②の誘導爆弾の欄で少し詳しめに解説する

なお、太平洋航空機は零式艦上戦闘機二一型とコルセアF4U-1A、零式艦上戦闘機五二型とコルセアF4U-1Cはほぼ同一の専門技能であるため、本機の解説はコルセアF4U-1Cと一部を除き同一のものである。(コピペです手抜きですみません)そのため解説動画も日米混じっている。

 

 

◎専門技能編

 

 

初期装備


メイン  重機関銃×4
サブ   なし
装備1  緊急修理
装備2  3.5インチFFAR(×4)
装備3  なし

初期の重機関銃4門はなかなか対空性能が良い。陸空両方にたいして使えるロケット4門で安全圏から対地攻撃もできる。

 

 


パターン① 【対空】おすすめ

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ある程度のの対地能力を残しつつドッグファイトに絶対勝ちたい人向けの装備である。というかこれ一択まである。

 

 


ランク1の重機関銃×6

4門でも強い重機関銃を6門に増やす技能。対空は言うまでもないが、対歩兵もかすれば大ダメージが入るため、強い。レートはコルセアF4U-1Aの軽機関銃よりも遅く、近距離のTTKも低いが、単発威力が高く弾道が素直なので全距離で安定した火力が出せる。というよりこいつ自体よりも次に解説するマニュアルスーパーチャージャーとの併用が強い。

 



ランク2のマニュアルスーパーチャージャー

この機体の最強の装備。エンジンを改造することで一時的に加速力と最高速度を大幅に上昇させる技能。サブウェポン枠に装備され、選択中に効果を発揮する。その加速力はすさまじく、欧州戦線にあるナイトロなどの比ではない。例えばシザーズ等の減速を伴う空中戦闘機動において、減速からの立て直しが早くなる。というかもはやキモいレベルで強く、同じマニュアルスーパーチャージャーを装備していない航空機は一方的にキルできる。もちろんドッグファイトのみならず、対地攻撃からの離脱や、単純に移動時間の短縮などでも使える。

 

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動画は日本機のものだが、マニュアルスーパーチャージャーの性能は同じである。

ただしオーバーヒートの概念があり、一定時間以上使用するとしばらく使えなくなる。スピード狂が過ぎてドッグファイトになる直前で使用できない、なんてことは避けよう。

また同じエンジン系統強化の専門技能として、零式艦上戦闘機二一型やコルセアF4U-1Aの搭載できるエンジンアップグレードがあるが、瞬間的な加速力や最高速度は圧倒的にマニュアルスーパーチャージャーの方が上だ。ただしエンジンアップグレードはオーバーヒートなどの概念は存在しなく、恒常的に発揮されるものなので、長期的に見ればエンジンアップグレードのほうが強く、一概にどちらが強いなどとは言えない、(もっとも、あちらの軽機関銃などの近距離火力とこちらの重機関銃の安定した火力なども違うため、単純には比べられない)

 



ランク3の強化翼

翼の部位破壊されるまでの耐久値を上げる地味だが強い技能。もっとも翼を破壊されてもマニュアルスーパーチャージャーで補えるのだが、これ自体というより同じランクのほかの技能が癖アリでなのでこれが一番無難。
ついでに同じランクにある出撃ビーコンは、上空にリスポーンポイントを作るもので、裏取りがしやすくとても強い。のだが、緊急修理と置き換われるため自衛力が大幅に落ちる。フレンドと連携撮れる状況でもない扱いが難しい。

 



ランク4の5インチFFAR×2


ビークルに有効な大型ロケット2発を装備する。戦車に2発とも直撃で30~40ダメージほどクリティカルヒットで80ダメージ前後出せるときもあるが判定は謎。(おそらく背面装甲)ある程度照準通りに飛んでいくため、高度を下げてフリーガーファウストを当てられるリスクを負わなければ攻撃できない爆案と違い、遠距離から安全にビークルにダメージを与えられる。もちろん対空にも使用できるが、当たり判定はそれほど甘くない。初期の3インチFFAR×4よりも一発の爆発範囲が多いため、対歩兵に関しては使いやすくなる。コツとしては対歩兵は2発同時に撃って爆発有効範囲を広め、対ビークルは1発づつしっかり狙うことでダメージが出せるようになる。


ちなみにだが、同じランクに3インチFFAR×8あるのほうが全弾直撃させた際の対ビークルダメージは大きい。おおよそ70ダメージ前後叩き出せる、のだが全弾撃ち切るまでに時間がかかる上に当たり判定が渋いので結果的に2発の5インチFFAR×2のほうが安定するほうが多い。なので正直なところ好みで選んでいい。

 



ランク5の索敵スコープ

コックピット視点でズームすることで照準内に映った敵をスポットする。といっても射程は結構短く、近づかないとスポットが入らないので、あくまで敵機の存在の確認程度として過信しないように。
同じランクに補給強化があるが、ロケット弾はそもそも再装填の時間が短いため恩恵を感じにくい。




ランク6のフィンバレル

メインウェポン、つまりこの場合は重機関銃のオーバーヒートまでの時間が長くなるため、より長く連射できる。地味だが重機関銃の火力を考えれば非常に強力。

またマニュアルスーパーチャージャーで対空強化しているこの機体であれば改良型動翼も強力。簡単に言えばロール性能が上がる。なので旋回合戦で特に有利になるなんてことはないが、ロール性能が上がることにより旋回そのものを開始するのが早くなるため、ヘッドオン時などのすれ違い後の戦闘で若干有利となる。

 




パターン② 【対空・遠隔攻撃】

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誘導爆弾で遠隔攻撃を可能にするツリー。左側の20㎜榴弾砲×2を取ると対歩兵に強くなるが、それをするならコルセアF4U-1Aが上位互換なので、この機体で選ぶ理由はない。
そもそもこの機体で

マニュアルスーパーチャージャーを装備しないという選択肢はあり得ない

 

 

 

ランク4の誘導爆弾(滑空爆弾)

 

ゲーム内表記では誘導爆弾だが、説明では滑空爆弾となっている。(Wikipedia的には誘導爆弾が正しいが、ゲーム内では誘導要素はないため滑空爆弾という名前のほうがしっくりくる)本稿ではゲーム内での日本語表記に従って誘導爆弾と書く。

 

※現在は3人称爆撃照準が付与されている。そのため非常に爆撃の敷居が下がった。ただし従来の1人称照準を駆使した爆撃も可能なので参考までに

 

500ポンド爆弾などのように投下するものではなく、グライダー型の爆弾を機体から切り離して滑空させる。3人称視点時のレティクルを見ればわかるように、遅くて威力の高いロケット弾、と思ってもらっていい。誘導爆弾は距離を重ねるごとに弾道落下が激しくなり、地面や対象物に衝突すると爆発する。(20秒ほどたっても着弾しない場合は自壊する)基本的には使用する際はコックピット視点(1人称視点)でADSすることが前提。様々な角度を試したが、下記の動画ほど、あるいはそれ以上の角度を付けた急降下爆撃が最も当てやすかった。

 

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動画のように、対ビークル直撃で81~83ダメージほど。ほぼ直撃じゃないと一気に40ダメージほどに下がる上に当たり判定自体も渋いので技術が必要。固定兵器と輸送車両は直撃で一撃キル。対歩兵もダメージは入るがキルには至らないという展開が多く有効範囲は広いが即死範囲は狭い印象。もちろん歩兵の集団に落とせばマルチキルも狙えるが、基本的には「キルはいればラッキー」ぐらいに思っておこう。もうお分かりだと思うが、まったくもって誘導要素はない。あといかんせん弾速が遅いので、基本的に上の動画のような移動目標に当てるのは至難の業。

 

この爆弾、コツをつかまないとまず当てることすら難しい。おそらく多くのパイロットが使ってみては「こんなもん当たるわけあるか!」と思うことだろう。ちゃんと狙ったのに当たらなかったり、外したと思ったら直撃したり。。。

 

というわけでライチュ流の誘導爆弾道を伝授しよう。

 

前提として、誘導爆弾は非常に繊細である。ということをまず知ってほしい。

まずは基本的なイメージをつかもう。

 

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つまり、重力に負けつつ滑空する。 そのため距離・高度に応じた偏差が必要になる。その偏差のコツにつては後で解説するとして、まずはどこが「繊細」なのか、

 

誘導爆弾を投下する瞬間とその直前のブレに弱いからだ。ブレとはつまり、誘導爆弾を落とすためにコックピット視点でADSしている際の、微調整や機体の動きのことだ。おそらく多くのパイロットが、よ~く戦車を狙うことに夢中でいろんな微調整をしているが、爆弾投下のクリックをするその瞬間、あるいは直前のわずかなブレが命取りとなっている。特に横方向のブレはなおさらである。

 

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わずかなズレも距離が延びれば延びるほど誤差では済まなくなる。誘導爆弾は特性上そこそこ遠距離からの投下が多いため、爆弾が想定外のところに飛んでいきやすい。気が付かないうちに投下の直前にエイムがぶれてしまい、結果として「狙い通りに飛ばないなあ」となっているケースがほとんどなのだ。

つまり、誘導爆弾は歩兵で例えるならスナイパーライフルであり、落ち着いてエイムすることが求められる。撃つ直前のブレが命取りなのだ。

対策としてわたしがしていることは、誘導爆弾投下の直前1秒間は極力機体を動かさない、ことだ。というか動かせば基本ブレると思っていい。してもラダーを動かして機体の微調整程度だが、それすらも直前1秒間はしないようにしている。そう、スナイパーの息止めと同じ理論だ。撃つ直前は微動だにしないのが理想だ。

 

さて、次にスナイパーに求められることは、偏差だ。遠くの敵にいる敵には重力演算による弾道落下を考慮したうえで撃たなければ当たらない。

先ほど爆弾投下の際は1人称コックピット視点でADS前提だと書いたが、理由はコックピットの照準を偏差の参考にするからだ。今から紹介するのはあくまで一例だが、役に立つと嬉しい。もちろん爆撃の際の角度等によって変わるので、ゆくゆくは個人の物差しを確立させてほしい。

本来なら高度で分類すべきだが、スナイパーライフル的思考で考えられるように、便宜的に「近距離」「中距離」「遠距離」で分類した。といっても明確な区分なんてないのでそれが遠いか近いかなんて細かく考えなくていい。

 

★近距離

 

主に移動する戦車等に対して爆撃を行う際の距離感。低空まで詰めるので単純に偏差が楽で、多少のブレを誤差にまでごまかせる。しかしながら低空飛行はフリーガーファウスト等の餌食になりやすいため、リスクは高い

 

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動画のように移動する戦車は距離があると誘導爆弾の弾速の遅さも相まって偏差が非常に難しい。しかし近づいてしまえば当てやすくなる。

爆弾投下の瞬間の画像がこちら

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画像で言えば上方向に戦車は移動している。そのためわたしは照準の中心に戦車が移動してくると予想した。照準を簡単な図にすると

 

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といった具合に、近距離では偏差はあまり必要ない。もちろん例で出した動画では対象が移動しているが、誘導爆弾の弾速を考えたうえで「対象が照準の真ん中にくるだろう場所」に投下すればよい。逆に言えば中距離以遠ではそれに加えて誘導爆弾の弾道落下まで考慮しなければならなくなり非常に難易度が上がるため、移動目標は近距離で攻撃しよう。

 

★中距離

 

フリーガーファウストの射程(200m)ぐらいの距離で戦車を仕留める際の距離感。技術があればこの辺からでも移動目標を攻撃可能だが、基本的には静止目標。

 

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破壊できてないものの、直撃に成功し最大ダメージを出している。さてこの動画で誘導爆弾を投下した瞬間の画像がこちら

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小さくてわかりにくいので、簡単な図を

 

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中央の照準から下に羅列するラインの1~3あたりに目標をとらえるイメージ。投下する際の感覚で言えば「気持ち上を狙う」感じだ。

 

★遠距離

 

主に対空砲などの武装の射程が長くめったに移動しない対象を狙う時の距離感。この距離となるとスポットがないと敵の位置の特定が難しい。固定対空砲の位置は覚えておこう。

 

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もはや豆粒を撃っている感覚である。投下の瞬間の画像がこちら

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小さすぎてわかんない人もいるかとおもうので、簡易図を

 

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内側の円の下側に対象をとらえる感覚である。この距離になると目視による索敵は熟練の目が必要となる。この距離での爆撃が8割がた決まるころにはあなたはエースだ。

 

 

上で紹介したのはごく一例にすぎないため、結局のところ読者自身の感覚で模索してほしい。

まとめると

①誘導爆弾の仕様を考慮する

②誘導爆弾を投下する際のブレを防ぐ

③コックピット照準を目安にした距離の測定

 

これらを同時にこなすことで初めて誘導爆弾を効果的に使えるようになる。よくわかんないうちはわたしの動画のマネをすればいい。いずれ自分なりの感覚が身につくだろう。

 





◎立ち回り編





この機体のアイデンティティのすべてはマニュアルスーパーチャージャーである。なのでドッグファイトにしろ対地攻撃にしろマニュアルスーパーチャージャーの仕様に使い慣れることから始まる。
マニュアルスーパーチャージャーに関してほとんど先ほどの技能編で解説したが、ではいつ使うのか、である。
相手がエンジン系統未強化勢なら考えなくとも使えばいずれ敵機を落とせる。問題は相手もエンジン系統を強化しているときだ。

相手が同じマニュアルスーパーチャージャーを装備している場合、単純に先手必勝である。相手が使う際はビジュアルと音で判別できるため、もし音が聞こえたら自分も即座にマニュアルスーパーチャージャーを使用しよう。オーバーヒートまでの時間は同じなので、基本的には先に使ったら勝ちである。
ではお互い同時に使って決着がつきそうにない時はどうするか。
本機はレーダーパッケージがないため、ミニマップで敵機の所在を確認できない。向こうもマニュアルスーパーチャージャーを使用しているならば条件は同じだ。そして決着がつかない時の多くが視覚ではなく聴覚に頼る状況であろう。なので一つ目としてはハイ・ヨーヨー等の機動だ。
詳しくは本編記事の対空編で解説しているが、ハイ・ヨーヨーとは目標機を追う際に自機の速度が優速である場合に余った速度を上昇することで高度に変換し一旦速度を落とし、そこから降下することで再び速度を得ながら追随する機動だ。

 

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詳しくは下記リンクの対空の項目にて

s0wh4t.hatenablog.com



要は上のGIFのような軌道だが、マニュアルスーパーチャージャーを使用することで上昇する際の減速を抑えつつ降下の際も使用し続けることでただマニュアルスーパーチャージャーを使用するよりも早く旋回することができる。つまりお互いマニュアルスーパーチャージャーを装備しているという意味で平等な状況であるため、ハイ・ヨーヨー等の機動をすることでやっと優位な状況が作れるだけの話だ。もちろんロー・ヨーヨーでも十分できるが、あまり低空に行くと対空砲やフリーガーファウストの妨害を喰らいかねないので注意。
また、いっそのこと逃げてしまうのもありだマニュアルスーパーチャージャーを使用して一気に自陣や味方機のもとに逃げてしまおう。もしかすると敵機がマニュアルスーパーチャージャー使用時の音を聞いて「あいつ使ったぞ!わたしも使って旋回戦で負けないようにしよう!」と気合入れて旋回を継続するかもしれない。リスクはあるものの成功すれば態勢を立て直せる。

相手がコルセアF4U-1Aであればエンジンアップグレードを搭載している可能性がある。エンジンアップグレードは恒常的に機体の最高速度と加速力を強化するものだが、瞬間的にはマニュアルスーパーチャージャーが大きく勝るため、減速を伴う空中戦闘機動ではマニュアルスーパーチャージャー持ちが圧倒的に有利である。相手がシザーズ等を仕掛けてきた場合、あるいはこちらが仕掛けた場合は落ち着いて対応すれば勝てる。
しかし旋回合戦などの長期戦になると、これが意外と苦手だ。もちろん短期決戦で終われば旋回戦もしめたものだが、マニュアルスーパーチャージャーが一度オーバーヒートしてしまうと、エンジンアップグレード機の旋回性能が追いつき、下手すれば追い越してしまう。オーバーヒート中はエンジン系統未強化勢と同じなので、エンジンアップグレード機相手にオーバーヒートさせてしまうと状況は劣勢だ。(しかも使用不可の時間は案外長い!)近距離の瞬間火力もあちらの軽機関銃4門が勝る。しかもあちらはレーダーパッケージを搭載しているかもしれない。

こちらも解決策としてはやはりハイ・ヨーヨーの機動を用い、こちらから仕掛けることで戦いを長期化させないことに尽きるし、はじめから減速を伴う空中戦闘機動に持ち込ませる方が良い。正直なところ相手の腕次第なので一概にどちらが有利だ不利だはわからない。

もちろん対地攻撃からの離脱の際もマニュアルスーパーチャージャーを使えばフリーガーファウスト等の被弾を抑えることができる、実際にフリーガーファウストを構えてみると、早くて意外と偏差が難しい。(もちろん正面から行けば意味ないが)

あと余裕があるなら補給拠点が遠い際の時間短縮にも使えるが、その際に不意打ちされると悲しいことになるので油断しないように。

 

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誘導爆弾を使いこなせれば戦車キラーとなるし、すこし判断ミスをしてもマニュアルスーパーチャージャーで挽回できる。





◎総評



すべてがマニュアルスーパーチャージャーをいかに使うかにかかっており、うまく使いこなせれば空も陸も制圧できる。練習する価値は十分にある。マニュアルスーパーチャージャーしかり、誘導爆弾しかり、敷居は高いものの使いこなせられれば一方的な攻撃が可能となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コルセアF4U-1A

コルセアF4U-1A

 

USA!USA!USA! 零戦の無敵神話を打破すべく開発されたアメリカの戦闘機だ。

 

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しかしこのゲーム内ではいろいろと零戦に劣る。


なお、太平洋航空機は零式艦上戦闘機二一型とコルセアF4U-1A、零式艦上戦闘機五二型とコルセアF4U-1Cはほぼ同一の専門技能であるため、本機の解説は零式艦上戦闘機二一型とほぼ同一のものである。(コピペです手抜きですみません)そのため解説動画も日米混じっている

 



◎専門技能編

 

 


初期装備

 


メイン  軽機関銃×2
サブ   20㎜砲×2
装備1  緊急修理
装備2  250lb爆弾×2
装備3  なし


初期装備の軽機関銃は近距離だとなかなかの火力が出る。まずはランク2の榴弾を目指して敵機撃墜でスコアを稼ごう。威力も範囲もイマイチだが爆弾も装備しているので対地もできる。ランク上げの際はおすすめしているパターン①ではなく、パターン②を推奨する


パターン① 【対ビークル】おすすめ

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対空・対戦車をこなすためのツリー。また索敵能力にも長ける。ランク1の左右はお好みで。PC版だとぶっちゃけこれ一択。


ランク1の20㎜砲×4

初期装備の20㎜砲2門を4門に増加させる技能。2門でもなかなかの火力を誇るのだが、それを単純に倍にしちゃう贅沢な技能。適正距離に敵機を収めてしまえば簡単に溶かしてしまう。2連射力が低いが、単発ダメージが大きく弾道も割と素直なので中距離における火力に関しては軽機関銃をはるかに超える。近距離となると軽機関銃の当てやすさを考ええば同等かやや軽機関銃に軍配が上がる。(個人的にはコルセアは銃口の位置の関係上、全体的には20㎜砲×4のほうが火力が出る)スピットVA8門のような旋回戦になる前に敵機のアウトレンジからの一方的に削るスタイルでいこう。

 

なおこれは完全に好みの問題だが、こちらではなく反対側にある軽機関銃×4を取得してもいい。装弾数が600から400に減るものの、お釣りがくる程の近距離火力なのでとても強力。対歩兵は単発ダメージが低く思いのほかキルができないが、怒涛の連射力と程よい拡散での制圧力は侮れない。メインの軽機関銃を近距離、サブの20㎜砲を中距離といった感じで使い分けよう。




ランク2のエンジンアップグレード

機体の加速力と最高速度が上昇する。一見地味だがこれが最強。BFVの仕様では速度が速い≒旋回が早いなので、エンジン系統未強化の機体とのドッグファイトではまず負けない。また加速力も強化されるため、減速を伴う空中戦闘機動の直後における優位性も保証される。単純に航空機そのものの速度が早いので、対空砲等の地対空攻撃による被弾も抑えられる。

なお同じランク2に存在する高高度用プロペラも強力だが、エンジンアップグレードの汎用性を考えれば優先度は低い。しかし200mほど高く失速せずに飛行できることは、釣り上げ戦術等の空中戦闘機動などでの優位性は無視できない。

 

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とはいえやはりエンジンアップグレードのほうが無難。というかつけておけばとりあえず空対空戦闘でかなり有利になる。

なお似たようなエンジン系統の専門技能として零式艦上戦闘機五二型やコルセアF4U-1Cの装備するマニュアルスーパーチャージャーがあるが、マニュアルスーパーチャージャーは任意で起動するナイトロのようなもので、瞬間の加速力と最高速度はエンジンアップグレードに勝るため、短期決戦に持ち込む場合はあちらのほうが強い。しかし長期的に見ればオーバーヒートの存在するマニュアルスーパーチャージャーよりは常時旋回性能を挙げられるエンジンアップグレードのほうが強いように思えるが、ぶっちゃけ個人の好みの問題。(もっとも、あちらの重機関銃×6の近・中距離火力もすさまじく単純には比べられない)

 


ランク3の全面張り出しキャノピー

 

コックピットの視界が良くなる。といっても正面は変わらずコックピット視点での左右の視界が少しだけよくなる程度なので、これでドッグファイトが有利になるかは微妙。零戦はフィンバレルでオーバーヒートまでの時間を長くできる点と比較すればいささか地味な気もする。それでも同じランクにある野戦修理やスモークが緊急修理と取り換えなため、これが一番無難。

 

 


ランク4の500lb爆弾×2

対戦車・対歩兵の双方に有効な500ポンド爆弾。日本航空機の九八式二五番爆弾と同じ性能。初期装備である250lb爆弾×2の完全上位互換と思っていい。爆発範囲がそれなりに広いため、適当に歩兵の集団に落とせばそれなりにキルができる上に、戦車に対しても全弾命中で80ダメージほど非常に強力。ただ翼下から投下するため、2発とも戦車にブチ当てるにはやや技術が必要。爆弾投下と同時に機体を左右に揺さぶることでわずかだが着弾地点を絞ることができるのだが、より現実的な手段として戦車の進行方向と垂直方向から侵入し爆撃するとちょうど戦車の前部と後部に横から直撃するので最大火力が出せる。
なお同じランクにある1000lb爆弾も強力なのだが、BFVの爆弾の仕様上重量爆弾は対ビークルは直撃しないと途端に火力が下がるし対歩兵制圧力もやや劣る上に、そちらのルートを進むとフレアとレーダーが取得できないため、微妙。


ランク5のフレア

2発斉射のスポットフレアを投下する。携行弾数は10発(つまり5回使える。クールタイムあり)偵察兵と同じ性能のものだが、航空機から投下するため歩兵からじゃ撃ち落せない高高度に展開させることができるため非常に強力。(ただし弱体化されたため、索敵範囲は非常に狭い。まあ今まで強すぎたから妥当だ)味方の支援になるし、スコアもおいしいし、自分も対地攻撃がしやすくなるため、とりあえずランク5はこれを装備しよう。


ランク6のレーダーパッケージ

自機の周囲250m内の敵機をスポットしてくれる技能。ドッグファイト中に敵機の位置をミニマップで視覚的に把握できるのは非常に強力。というより同じランクの改良型動翼がなかなか扱いどころの難しいものなのでこちらのほうが良い。
ちなみに改良型動翼を装備すると機体のロール性能が上がる。そのため直接旋回性能が上がるなんてことはないが、旋回の開始そのものを早めることができる。けどまあ誤差の範囲



パターン② 【対歩兵】ランク上げの際はこちら

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対歩兵戦闘に特化したツリー。ただし対空性能は最弱クラスなので、制空権を確保した状態で使おう。なお初心者でも簡単に歩兵が狩れるので、ランク上げしたいさいはこちらのルートのほうがいいが、エンジン系統アプグレ勢に一方的に狩られることになりかねない。



ランク2の20㎜榴弾砲×4

ランク1で増加させた20㎜砲を榴弾化させてソフトターゲットに爆発ダメージを与えられる。現環境であれば最強の対歩兵装備である。フレアを巻いてから、あとはひたすら赤点を撃てばいい。ただし榴弾化させた代償か、弾速もレートも遅くなり、装弾数もとても少ない。また対航空機ダメージも大幅に落ちるため、対空性能は極端に落ちる。しかそれらを加味したとしても対歩兵に関しては最強格の装備なので、味方が制空権さえ確保してくれれば大量キルも簡単にできてしまう。ただし深追いして対空砲やフリーガーファウストの餌食にならないように。

 

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初心者のうちは空対空戦闘よりも歩兵をキルするほうがスコアを稼げるため、この榴弾でランク上げをしよう。ただし対空性能が最弱クラスで、相手がエンジン系統アプグレ勢だとドッグファイトにまず勝てない。(エンジンアップグレードと両立できない)敵の地対空攻撃が苛烈なときでも高高度から一方的に歩兵を狩れるのは強いのだが。。。(ただし上級者になれば対空特化仕様でも十分キルができるし、スコアもより稼げる)


ランク4の焼夷爆弾×2

対人に有効な焼夷弾。着弾地点の周囲10mくらい?に爆発ダメージと燃焼ダメージを与える。爆発ダメージもいいが、特徴としては着弾地点に炎が割と長い時間残るため、忘れたころにダメージやキルが入る面白い爆弾。ブレークスルーなどの性質上歩兵が固まりやすいゲームモードではなかなか強い。戦車にも一応ダメージが入るが、スコアにならないほど雀の涙である。ただし炎が残る性能を活かして固定兵器に投下することでしばらく使用不能にしたりはできる。

 

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動画のように、継続してダメージが入るため無駄にスコアが稼げる。またそれはヘイトを買いやすいことも意味する。
欠点として、まずこの爆弾を装備すること自体が欠点みたいなもので、対戦車能力を放棄することになるので、味方次第では敵の戦車が無双してしまう可能性がある。また、爆弾を投下する瞬間にフリーガーファウスト等に撃たれるとその場で誘爆されるので自滅してしまう危険性もある。なにより、焼夷弾にできて爆弾にできないことのほうが少ない。


ランク5とランク6のほかの専門技能も面白いが、フレアとレーダーの汎用性を考えれば優先度は低い。一応簡単に解説

ランク5の対戦車地雷設置
対戦車地雷をパラシュート降下式で投下する。戦車の補給地点付近や橋の上などにばら撒いて嫌がらせをしよう。ただし焼夷爆弾のように対空砲等で誘爆して自爆する可能性があるのでリスクのほうが目立つ。twitterとかで滑走路に撒いてリスキルが騒がれていたが、仕様として許されている以上仕方ない。推奨はしないが。

同じランクの補給強化
爆弾等の補給後のリロードが早くなる。重量爆弾と併用して爆撃ペースを上げることもできるが、そもそも航空機の補給地点が前線から遠い太平洋マップだと別に要らないかなって感想。



◎立ち回り編

 


パターン①に関しては、いかにも戦闘機として立ち回ればいいだろう。先述の通り、旋回戦・近距離戦でいくなら軽機関銃強化アウトレンジ戦法・中距離戦でいくなら20㎜砲強化がよい。エンジンアップグレードを装備している本機は、エンジン系統を強化していない機体にドッグファイトでまず負けることはない。強気で空戦に挑もう。フレアでスポット支援しつつ、隙あらば急降下爆撃で戦車や固定兵器へ圧力をかけよう。太平洋マップの固定兵器はとても強力なので、味方のためにも率先して破壊すべき


パターン②攻撃機として立ち回ろう。注意しなくてはいけないのは、なるべく敵の歩兵や戦車から見て「わかりやすい動き」は避けるべきだ。例えば自陣上空から浅い角度で緩降下しつつ榴弾ぶっ放しても、ヘイトを買いやすいしフリーガーファウストを打ち込むだけで簡単に撃退できる。なので先ほどの説明と同じで、なるべく敵の頭上から襲い掛かることを念頭に置こう。またもし余裕があるなら敵リス上空からの攻撃が望ましい。(例えば焼夷爆弾の項目で掲載した動画のように)多くの対空兵は自陣上空を警戒している。背中から榴弾を喰らわせてやろう
。流れとしてはフレアを巻いて攻撃地点を飛び越し、それから振り返って急降下気味に攻撃、といった具合だ。もちろんある程度の被弾は避けられないので、とっさに緊急修理を使う癖もつけておこう。
一度地上でフリーガーファウストを構えて敵機と対峙してみることをお勧めする。どのような飛び方をする航空機が撃墜しやすいか、あるいはしにくいかがわかるはずだ。



◎総評

 


特にパターン①は対空性能で非常に強力なスペックを有する。敵航空機を完全に抑え込んで地上の味方の進軍をサポートしよう。もちろん隙があれば対戦車背もこなせる上にその気になれば歩兵だってキルできる。
パターン②は欧州戦線の航空機を含めても最強の対歩兵装備だ。味方航空機が制空権を確保してくれれば輝くだろう。ただしキルに夢中で対空を疎かにするのはご法度。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零式艦上戦闘機五二型

零式艦上戦闘機五二型

 

ぜろせん∩(・ω・)∩ばんじゃーい。無敵神話の1ページ目を飾る日本の傑作戦闘機、の派生版。本機は安全圏からの遠隔攻撃や特殊な機動に優れる。

 

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二一型のような安定感はないものの、なかなか個性的な技能がそろう。(対空兵器の強化で現在はこちらのほうが安定する)

 

なお、太平洋航空機は零式艦上戦闘機二一型とコルセアF4U-1A、零式艦上戦闘機五二型とコルセアF4U-1Cはほぼ同一の専門技能であるため、本機の解説はコルセアF4U-1Cと一部を除き同一のものである。(コピペです手抜きですみません)そのため解説動画も日米混じっている

 

 

 

◎専門技能編

 

 

 

初期装備

 

メイン  重機関銃×4

サブ   なし

装備1  緊急修理

装備2  三式一番二八号(×4)

装備3  なし

 

初期の重機関銃4門はなかなか対空性能が良い。陸空両方にたいして使えるロケット4門で安全圏から対地攻撃もできる。

 

 

パターン① 【対空】おすすめ

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ある程度のの対地能力を残しつつドッグファイトに絶対勝ちたい人向けの装備である。というかこれ一択まである。

 

ランク1の重機関銃×6

 

4門でも強い重機関銃を6門に増やす技能。対空は言うまでもないが、対歩兵もかすれば大ダメージが入るため、強い。レートは二一型の軽機関銃よりも遅く、近距離のTTKも低いが、単発威力が高く弾道が素直なので全距離で安定した火力が出せる。というよりこいつ自体よりも次に解説するマニュアルスーパーチャージャーとの併用が強い。

 

 

ランク2のマニュアルスーパーチャージャー

 

この機体の最強の装備。エンジンを改造することで一時的に加速力と最高速度を大幅に上昇させる技能。サブウェポン枠に装備され、選択中に効果を発揮する。その加速力はすさまじく、欧州戦線にあるナイトロなどの比ではない。例えばシザーズ等の減速を伴う空中戦闘機動において、減速からの立て直しが早くなる。というかもはやキモいレベルで強く、同じマニュアルスーパーチャージャーを装備していない航空機は一方的にキルできる。もちろんドッグファイトのみならず、対地攻撃からの離脱や、単純に移動時間の短縮などでも使える。

 

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ただしオーバーヒートの概念があり、一定時間以上使用するとしばらく使えなくなる。スピード狂が過ぎてドッグファイトになる直前で使用できない、なんてことは避けよう。

 

また同じエンジン系統強化の専門技能として、零式艦上戦闘機二一型やコルセアF4U-1Aの搭載できるエンジンアップグレードがあるが、瞬間的な加速力や最高速度は圧倒的にマニュアルスーパーチャージャーの方が上だ。ただしエンジンアップグレードはオーバーヒートなどの概念は存在しなく、恒常的に発揮されるものなので、長期的に見ればエンジンアップグレードのほうが強く、一概にどちらが強いなどとは言えない、(もっとも、あちらの軽機関銃などの近距離火力とこちらの重機関銃の安定した火力なども違うため、単純には比べられない)

 

 

ランク3の強化翼

 

翼の部位破壊されるまでの耐久値を上げる地味だが強い技能。もっとも翼を破壊されてもマニュアルスーパーチャージャーで補えるのだが、これ自体というより同じランクのほかの技能が癖アリでなのでこれが一番無難。

ついでに同じランクにある出撃ビーコンは、上空にリスポーンポイントを作るもので、裏取りがしやすくとても強い。のだが、緊急修理と置き換われるため自衛力が大幅に落ちる。フレンドと連携撮れる状況でもない扱いが難しい。

 

 

ランク4の三式六番二七号

 

ビークルに有効な大型ロケット2発を装備する。戦車に2発とも直撃で30~40ダメージほどクリティカルヒットで80ダメージ前後出せるときもあるが判定は謎。(おそらく背面装甲)ある程度照準通りに飛んでいくため、高度を下げてフリーガーファウストを当てられるリスクを負わなければ攻撃できない爆撃と違い、遠距離から安全にビークルにダメージを与えられる。もちろん対空にも使用できる。初期の三式一番二八号×4よりも一発の爆発範囲が多いため、対歩兵に関しては使いやすくなる。コツとしては対歩兵は2発同時に撃って爆発有効範囲を広め、対ビークルは1発づつしっかり狙うことでダメージが出せるようになる。

 

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ちなみにだが、同じランクにある三式一番二八号×8のほうが全弾直撃させた際の対ビークルダメージは大きい。おおよそ70ダメージ前後叩き出せる、のだが全弾撃ち切るまでに時間がかかる上に当たり判定が渋いので結果的に2発の三式六番二七号のほうが安定するほうが多い。なので正直なところ好みで選んでいい。

 

と思ってたけど最近は8連のほうが強い気がする

 

 

ランク5の索敵スコープ

 

コックピット視点でズームすることで照準内に映った敵をスポットする。といっても射程は結構短く、近づかないとスポットが入らないので、あくまで敵機の存在の確認程度として過信しないように。

同じランクに補給強化があるが、ロケット弾はそもそも再装填の時間が短いため恩恵を感じにくい。

 

 

ランク6のフィンバレル

 

メインウェポン、つまりこの場合は重機関銃のオーバーヒートまでの時間が長くなるため、より長く連射できる。地味だが重機関銃の火力を考えれば非常に強力

またマニュアルスーパーチャージャーで対空強化しているこの機体であれば改良型動翼も強力。簡単に言えばロール性能が上がる。なので旋回合戦で特に有利になるなんてことはないが、ロール性能が上がることにより旋回そのものを開始するのが早くなるため、ヘッドオン時などのすれ違い後の戦闘で若干有利となる。

 

 

パターン② 

 

と、言いたいのだがぶっちゃけパターン①以外が弱すぎておすすめしない。左側の20㎜榴弾砲×2を取ると対歩兵に強くなるが、それをするなら二一型が上位互換なので、そちらを使う方が良い。まあロケット弾で遠距離から対戦車ダメージを与えられるという観点では一応差別化はできているのだが、微妙なところ。

 

いずれにせよ

この機体でマニュアルスーパーチャージャーを装備しないという選択肢はあり得ない

ので、パターン①以外で有用なのは無いといえる。補給物資落してもいいけど、かわいいだけ。

 

あと一応ランク4の角度付き20㎜榴弾砲も解説

 

日本機のみに存在する技能。斜め上に向かって撃てる20㎜榴弾砲を1門搭載する。専用のレティクルが表示される。また装備2に装備されるので、ロケット弾は使えなくなる。一応榴弾砲なので地上に撃てばスプラッシュダメージがあるが、なぜか通常の榴弾よりわずかにダメージが低い(そもそもさかさまに飛行して撃つ状況がないが)

 

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旋回戦でわずかにメインが届かない時に使えなくもないが、マニュアルスーパーチャージャーを装備している以上そういう状況になりにくいので、意識して使わないと使えない印象。すくなくともロケット弾を捨ててまで取る価値は微妙なところ。わたしの個人的な結論としてはネタ武器。

 

 

 

◎立ち回り編

 

 

 

この機体のアイデンティティのすべてはマニュアルスーパーチャージャーである。なのでドッグファイトにしろ対地攻撃にしろマニュアルスーパーチャージャーの仕様に使い慣れることから始まる。

マニュアルスーパーチャージャーに関してほとんど先ほどの技能編で解説したが、ではいつ使うのか、である。

相手がエンジン系統未強化勢なら考えなくとも使えばいずれ敵機を落とせる。問題は相手もエンジン系統を強化しているときだ。

旋回戦にもつれ込んだ場合、相手が同じマニュアルスーパーチャージャーを装備している場合、単純に先手必勝である。相手が使う際はビジュアルと音で判別できるため、もし音が聞こえたら自分も即座にマニュアルスーパーチャージャーを使用しよう。オーバーヒートまでの時間は同じなので、基本的には先に使ったら勝ちである。

ではお互い同時に使って決着がつきそうにない時はどうするか。

本機はレーダーパッケージがないため、ミニマップで敵機の所在を確認できない。向こうもマニュアルスーパーチャージャーを使用しているならば条件は同じだ。そして決着がつかない時の多くが視覚ではなく聴覚に頼る状況であろう。なので一つ目としてはハイ・ヨーヨー等の機動だ。

詳しくは本編記事の対空編で解説しているが、ハイ・ヨーヨーとは目標機を追う際に自機の速度が優速である場合に余った速度を上昇することで高度に変換し一旦速度を落とし、そこから降下することで再び速度を得ながら追随する機動だ。

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詳しくは下記リンクの対空の項目にて

s0wh4t.hatenablog.com

 

 要は上のGIFのような軌道だが、マニュアルスーパーチャージャーを使用することで上昇する際の減速を抑えつつ降下の際も使用し続けることでただマニュアルスーパーチャージャーを使用するよりも早く旋回することができる。つまりお互いマニュアルスーパーチャージャーを装備しているという意味で平等な状況であるため、ハイ・ヨーヨー等の機動をすることでやっと優位な状況が作れるだけの話だ。もちろんロー・ヨーヨーでも十分できるが、あまり低空に行くと対空砲やフリーガーファウストの妨害を喰らいかねないので注意。

また、いっそのこと逃げてしまうのもありだマニュアルスーパーチャージャーを使用して一気に自陣や味方機のもとに逃げてしまおう。もしかすると敵機がマニュアルスーパーチャージャー使用時の音を聞いて「あいつ使ったぞ!わたしも使って旋回戦で負けないようにしよう!」と気合入れて旋回を継続するかもしれない。リスクはあるものの成功すれば態勢を立て直せる。

 

相手がコルセアF4U-1Aであればエンジンアップグレードを搭載している可能性がある。エンジンアップグレードは恒常的に機体の最高速度と加速力を強化するものだが、瞬間的にはマニュアルスーパーチャージャーが大きく勝るため、減速を伴う空中戦闘機動ではマニュアルスーパーチャージャー持ちが圧倒的に有利である。相手がシザーズ等を仕掛けてきた場合、あるいはこちらが仕掛けた場合は落ち着いて対応すれば勝てる。

しかし旋回合戦などの長期戦になると、これが意外と苦手だ。もちろん短期決戦で終われば旋回戦もしめたものだが、マニュアルスーパーチャージャーが一度オーバーヒートしてしまうと、エンジンアップグレード機の旋回性能が追いつき、下手すれば追い越してしまう。オーバーヒート中はエンジン系統未強化勢と同じなので、エンジンアップグレード機相手にオーバーヒートさせてしまうと状況は劣勢だ。(しかも使用不可の時間は案外長い!)近距離の瞬間火力もあちらの軽機関銃4門が勝る。しかもあちらはレーダーパッケージを搭載しているかもしれない。

 

こちらも解決策としてはやはりハイ・ヨーヨーの機動を用い、こちらから仕掛けることで戦いを長期化させないことに尽きるし、はじめから減速を伴う空中戦闘機動に持ち込ませる方が良い。正直なところ相手の腕次第なので一概にどちらが有利だ不利だはわからない。

 

 もちろん対地攻撃からの離脱の際もマニュアルスーパーチャージャーを使えばフリーガーファウスト等の被弾を抑えることができる、実際にフリーガーファウストを構えてみると、早くて意外と偏差が難しい。(もちろん正面から行けば意味ないが)

 

あと余裕があるなら補給拠点が遠い際の時間短縮にも使えるが、その際に不意打ちされると悲しいことになるので油断しないように。

 

 

 

◎総評

 

 

 

すべてがマニュアルスーパーチャージャーをいかに使うかにかかっており、うまく使いこなせれば空も陸も制圧できる。練習する価値は十分にある。

 

 

 

 

 

零式艦上戦闘機二一型

零式艦上戦闘機二一型

 

ぜろせん∩(・ω・)∩ばんじゃーい。無敵神話の1ページ目を飾る日本の傑作戦闘機。本機は対空・対地ともに五二型よりも優れるので、迷ったらとりあえずこちらを使おう。

 

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なお、太平洋航空機は零式艦上戦闘機二一型とコルセアF4U-1A、零式艦上戦闘機五二型とコルセアF4U-1Cはほぼ同一の専門技能であるため、本機の解説はコルセアF4U-1Aとほぼ同一のものである。(コピペです手抜きですみません)そのため解説動画も日米混じっている

 

 

◎専門技能編

 

 

 初期装備

 

メイン  軽機関銃×2

サブ   20㎜砲×2

装備1  緊急修理

装備2  九七式六番爆弾×2(140ポンド爆弾)

装備3  なし

 

初期装備の軽機関銃は近距離だとなかなかの火力が出る。まずはランク2の榴弾を目指して敵機撃墜でスコアを稼ごう。威力も範囲もイマイチだが爆弾も装備しているので対地もできる。ランク上げの際はおすすめしているパターン①ではなく、パターン②を推奨する

 

 

パターン① 【対ビークル】おすすめ

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対空・対戦車をこなすためのツリー。また索敵能力にも長ける。ランク1の左右はお好みで。PC版だとぶっちゃけこれ一択。

 

 

ランク1の軽機関銃×4

 

 初期装備の軽機関銃2門を4門に増加させる技能。2門でもなかなかの近接火力を誇るのだが、それを単純に倍にしちゃう贅沢な技能。至近距離に敵機を収めてしまえば簡単に溶かしてしまう。装弾数が600から400に減るものの、お釣りがくる程の近距離火力なのでとても強力。対歩兵は単発ダメージが低く思いのほかキルができないが、怒涛の連射力と程よい拡散での制圧力は侮れない。メインの軽機関銃を近距離、サブの20㎜砲を中距離といった感じで使い分けよう。

 

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なおこれは完全に好みの問題だが、こちらではなく反対側にある20mm砲×4を取得してもいい。20㎜砲は連射力が低いが、単発ダメージが大きく弾道も割と素直なので中距離における火力に関しては軽機関銃をはるかに超える。近距離となると軽機関銃の当てやすさを考ええば同等かやや軽機関銃に軍配が上がる。(個人的には零戦銃口の位置の関係上、軽機関銃のほうが当てやすい)スピットVA8門のような旋回戦になる前に敵機のアウトレンジからの一方的に削るスタイルであれば20㎜砲のほうが良い

 

 

 

ランク2のエンジンアップグレード

 

機体の加速力と最高速度が上昇する。一見地味だがこれが最強。BFVの仕様では速度が速い≒旋回が早いなので、エンジン系統未強化の機体とのドッグファイトではまず負けない。また加速力も強化されるため、減速を伴う空中戦闘機動の直後における優位性も保証される。単純に航空機そのものの速度が早いので、対空砲等の地対空攻撃による被弾も抑えられる。

 

なお同じランク2に存在する高高度用プロペラも強力だが、エンジンアップグレードの汎用性を考えれば優先度は低い。しかし200mほど高く失速せずに飛行できることは、釣り上げ戦術等の空中戦闘機動などでの優位性は無視できない。

 

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とはいえやはりエンジンアップグレードのほうが無難。というかつけておけばとりあえず空対空戦闘でかなり有利になる。

 

なお似たようなエンジン系統の専門技能として零式艦上戦闘機五二型やコルセアF4U-1Cの装備するマニュアルスーパーチャージャーがあるがマニュアルスーパーチャージャーは任意で起動するナイトロのようなもので、瞬間の加速力と最高速度はエンジンアップグレードに勝るため、短期決戦に持ち込む場合はあちらのほうが強い。しかし長期的に見ればオーバーヒートの存在するマニュアルスーパーチャージャーよりは常時旋回性能を挙げられるエンジンアップグレードのほうが強いように思えるが、ぶっちゃけ個人の好みの問題。(もっとも、あちらの重機関銃×6の近・中距離火力もすさまじく単純には比べられない)

 

 

ランク3のフィンバレル

 

メインウェポン、つまりこの場合は軽機関銃のオーバーヒートまでの時間が長くなるため、より長く連射できる。地味だが軽機関銃の近接火力を考えれば非常に強力。というか同じランクにある野戦修理やスモークが緊急修理と取り換えなため、これが一番無難。

 

 

ランク4の九八式二五番爆弾×2(532ポンド爆弾)

 

対戦車・対歩兵の双方に有効な532ポンド爆弾。アメリカ航空機の500ポンド爆弾と同じ性能。初期装備である九七式六番爆弾×2の完全上位互換と思っていい。爆発範囲がそれなりに広いため、適当に歩兵の集団に落とせばそれなりにキルができる上に、戦車に対しても全弾命中で80ダメージほど叩き出せるため、非常に強力。ただ翼下から投下するため、2発とも戦車にブチ当てるにはやや技術が必要。爆弾投下と同時に機体を左右に揺さぶることでわずかだが着弾地点を絞ることができる。より現実的な手段として戦車の進行方向と垂直方向から侵入し爆撃するとちょうど戦車の前部と後部に横から直撃するので最大火力が出せる。

なお同じランクにある八〇番爆弾(842ポンド爆弾)も強力なのだが、BFVの爆弾の仕様上重量爆弾は対ビークルは直撃しないと途端に火力が下がるし対歩兵制圧力もやや劣る上に、そちらのルートを進むとフレアとレーダーが取得できないため、微妙。

 

 

ランク5のフレア

 

 2発斉射のスポットフレアを投下する。携行弾数は10発(つまり5回使える。クールタイムあり)偵察兵と同じ性能のものだが、航空機から投下するため歩兵からじゃ撃ち落せない高高度に展開させることができるため非常に強力。現在は弱体化され範囲が非常に狭くなった。味方の支援になるし、スコアもおいしいし、自分も対地攻撃がしやすくなるため、とりあえずランク5はこれを装備しよう。

 

 

ランク6のレーダーパッケージ

 

自機の周囲250m内の敵機をスポットしてくれる技能。ドッグファイト中に敵機の位置をミニマップで視覚的に把握できるのは非常に強力。というより同じランクの改良型動翼がなかなか扱いどころの難しいものなのでこちらのほうが良い。

ちなみに改良型動翼を装備すると機体のロール性能が上がる。そのため直接旋回性能が上がるなんてことはないが、旋回の開始そのものを早めることができる。けどまあ誤差の範囲

 

 

 

パターン② 【対歩兵】ランク上げの際はこちら

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 対歩兵戦闘に特化したツリー。ただし対空性能は最弱クラスなので、制空権を確保した状態で使おう。なお初心者でも簡単に歩兵が狩れるので、ランク上げしたいさいはこちらのルートのほうがいいが、エンジン系統アプグレ勢に一方的に狩られることになりかねない。

 

 

ランク2の20㎜榴弾砲×4

 

 ランク1で増加させた20㎜砲を榴弾化させてソフトターゲットに爆発ダメージを与えられる。現環境であれば最強の対歩兵装備である。フレアを巻いてから、あとはひたすら赤点を撃てばいい。ただし榴弾化させた代償か、弾速もレートも遅くなり、装弾数もとても少ない。また対航空機ダメージも大幅に落ちるため、対空性能は極端に落ちる。しかそれらを加味したとしても対歩兵に関しては最強格の装備なので、味方が制空権さえ確保してくれれば大量キルも簡単にできてしまう。ただし深追いして対空砲やフリーガーファウストの餌食にならないように。

 

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初心者のうちは空対空戦闘よりも歩兵をキルするほうがスコアを稼げるため、この榴弾でランク上げをしよう。ただし対空性能が最弱クラスで、相手がエンジン系統アプグレ勢だとドッグファイトにまず勝てない。(エンジンアップグレードと両立できない)敵の地対空攻撃が苛烈なときでも高高度から一方的に歩兵を狩れるのは強いのだが。。。(ただし上級者になれば対空特化仕様でも十分キルができるし、スコアもより稼げる)

 

 

ランク4の焼夷爆弾×2

 

対人に有効な焼夷弾。着弾地点の周囲10mくらい?に爆発ダメージと燃焼ダメージを与える。爆発ダメージもいいが、特徴としては着弾地点に炎が割と長い時間残るため、忘れたころにダメージやキルが入る面白い爆弾。ブレークスルーなどの性質上歩兵が固まりやすいゲームモードではなかなか強い。戦車にも一応ダメージが入るが、スコアにならないほど雀の涙である。ただし炎が残る性能を活かして固定兵器に投下することでしばらく使用不能にしたりはできる。

 

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動画のように、継続してダメージが入るため無駄にスコアが稼げる。またそれはヘイトを買いやすいことも意味する。

欠点として、まずこの爆弾を装備すること自体が欠点みたいなもので、対戦車能力を放棄することになるので、味方次第では敵の戦車が無双してしまう可能性がある。また、爆弾を投下する瞬間にフリーガーファウスト等に撃たれるとその場で誘爆されるので自滅してしまう危険性もある。なにより、焼夷弾にできて爆弾にできないことのほうが少ない。

 

 

 ランク5とランク6のほかの専門技能も面白いが、フレアとレーダーの汎用性を考えれば優先度は低い。一応簡単に解説

 

ランク5の対戦車地雷設置

対戦車地雷をパラシュート降下式で投下する。戦車の補給地点付近や橋の上などにばら撒いて嫌がらせをしよう。ただし焼夷爆弾のように対空砲等で誘爆して自爆する可能性があるのでリスクのほうが目立つ。twitterとかで滑走路に撒いてリスキルが騒がれていたが、仕様として許されている以上仕方ない。推奨はしないが。

 

同じランクの補給強化

爆弾等の補給後のリロードが早くなる。重量爆弾と併用して爆撃ペースを上げることもできるが、そもそも航空機の補給地点が前線から遠い太平洋マップだと別に要らないかなって感想。

 

 

 

◎立ち回り編

 

 

 パターン①に関しては、いかにも戦闘機として立ち回ればいいだろう。先述の通り、旋回戦・近距離戦でいくなら軽機関銃強化アウトレンジ戦法・中距離戦でいくなら20㎜砲強化がよい。エンジンアップグレードを装備している本機は、エンジン系統を強化していない機体にドッグファイトでまず負けることはない。強気で空戦に挑もう。フレアでスポット支援しつつ、隙あらば急降下爆撃で戦車や固定兵器へ圧力をかけよう。太平洋マップの固定兵器はとても強力なので、味方のためにも率先して破壊すべき。

 

パターン②攻撃機として立ち回ろう。注意しなくてはいけないのは、なるべく敵の歩兵や戦車から見て「わかりやすい動き」は避けるべきだ。例えば自陣上空から浅い角度で緩降下しつつ榴弾ぶっ放しても、ヘイトを買いやすいしフリーガーファウストを打ち込むだけで簡単に撃退できる。なので先ほどの説明と同じで、なるべく敵の頭上から襲い掛かることを念頭に置こう。またもし余裕があるなら敵リス上空からの攻撃が望ましい。(例えば焼夷爆弾の項目で掲載した動画のように)多くの対空兵は自陣上空を警戒している。背中から榴弾を喰らわせてやろう

。流れとしてはフレアを巻いて攻撃地点を飛び越し、それから振り返って急降下気味に攻撃、といった具合だ。もちろんある程度の被弾は避けられないので、とっさに緊急修理を使う癖もつけておこう。

一度地上でフリーガーファウストを構えて敵機と対峙してみることをお勧めする。どのような飛び方をする航空機が撃墜しやすいか、あるいはしにくいかがわかるはずだ。

 

 

 

◎総評

 

 

特にパターン①は対空性能で非常に強力なスペックを有する。敵航空機を完全に抑え込んで地上の味方の進軍をサポートしよう。もちろん隙があれば対戦車背もこなせる上にその気になれば歩兵だってキルできる。

パターン②は欧州戦線の航空機を含めても最強の対歩兵装備だ。味方航空機が制空権を確保してくれれば輝くだろう。ただしキルに夢中で対空を疎かにするのはご法度。

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーガーファウスト【改訂版】

フリーガーファウスト

 

 

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ToWで追加された歩兵用の携行対空ランチャー。これの追加により歩兵でも対空砲や対空戦車に頼らずに地対空攻撃が可能となった。パイロット〔PC勢〕として歩兵側・航空機側の双方の視点から解説したいと思う。

 

 

フリーガーファウストは突撃兵で選択可能な対空特化のガジェットである

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 対戦車能力を完全に失う代わりに、地獄のヒトラーが泣いて喜ぶ破壊的な対空性能を誇る。歩兵を舐めて低空飛行で攻撃をしてくるパイロットを地面にたたき落としてやろう。恨みを晴らせ

 

なおこの記事では5.2パッチでの調整後のフリーガーファウストについて解説する。掲載している動画はすべて調整後のものだが、自作の図に関してはめんどくさかったのでそのまま使用している。

 

 

 

・目次

【使い方】

【コツ】

【欠点】

【航空機側の対策】

【各機種の環境変化】

→戦闘機

→重戦闘機・急降下爆撃機

爆撃機

→対空戦車・対空砲

→戦車

【航空機はどうなるか】

 

 

 

 【使い方】

 

 

一言で表すなら引き付けて、撃て

 

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フリーガーファウストは9発のロケット弾を散弾のように発射する。もちろん無誘導弾だが、近接信管が働いてくれるので割と当たり判定は甘い。

 

射程は対空戦車や対空砲よりは短いものの、そもそも近距離向けの対空兵器であるためほとんど気にならない。言ってしまえば対空砲の弾を9発同時に撃つ代わりに射程を失ったものなので、対空ショットガンと思ってもらっていい。

また、撃つ際にADSするか否かでレティクルが変わるが、腰うちだと2発目がランダム拡散してしまう。とっさに撃つ際は腰うちでいいかもしれないが、基本的にはADSしてしっかり狙おう。

 

 

 

 

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このガジェットの最大の長所は、歩兵の使用できる対空手段としては最強の対空手段である

 

瞬間近距離火力に至っては対空戦車をも凌駕する。低空飛行している航空機、すなわち近距離であれば全弾命中で90ダメージほど叩き出せてしまう(悪)夢のような対空兵器だ。

※尚おアプデで戦闘機ワンパンが可能になった。これでもっと落とせるぜ!

従来はパンツァーファウストでワンチャン狙うくらいしか歩兵には対空砲なしで対抗する手段がなかったが、これで歩兵を舐めて機銃掃射を仕掛ける戦闘機や急降下爆撃をしかけてくる爆撃機を返り討ちにできる。

 

また対空ショットガンだといったが、実際には2回に分けて発射される2斉射式であるが、ゲーム内では9発を3回に分けて発射する。5.2パッチで史実通り2斉射式となった。同時に9発射出されているわけではないのである程度は追いエイムっぽい偏差撃ちが必要となる。また威力の距離減衰はない

 

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 下の画像は3斉射式の図だが、2斉に減るだけで多くは同じだ。

 

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動画・図にあるように、的の大きく速度の遅い爆撃機であろうと、進路を予測して撃つ必要がある。むろん上の動画の1機目のように真正面から突っ込んでくる航空機にはそのまま撃てばいいが、多くの状況としては2機目のようなパターンが多いだろう。2機目は全弾命中させているため、撃墜には至らなかったものの90ダメージを与えている。爆撃機ならまだしも、戦闘機やモスキートなどは速度が速く、少し距離が離れると当てにくいため、より意識しよう。

 

強力な対空手段なので、フィエルなどの航空機がマッチの勝敗を分けるマップや、最高高度の低いアラスなどのマップ、相対的に航空機が強い太平洋マップではどんどん使おう。偏差は使い込まなければ慣れない。

 

【コツ】

 

 

5.2パッチにより、フリーガーファウスト射程は600mに増えた一方で、近接信管が弱体化されたので、当てにくくなった。そのため多くのプレイヤーにとっては弱体化である。ただし裏を返せば偏差さえマスターすれば遠距離からでも大ダメージを与えられるともいえる。

(とはいえわたしも近接信管を少しは強化するべきだと思う。一部の「使える人」を軸に調整するのは疑問に思う。例えば、距離が延びれば延びるほど弾の信管が甘くなる、などにすればどうだろうか。近距離は相変わらずちゃんと狙わなくてはいけないが遠距離射撃での敷居も下がるため、バランスが取れるかもしれない)

というのも、以前は当てやすかったものの、射程が短かったため仕留めそこなった場合には逃げられると射程外になり弾が届かない、という展開が多かった。しかし今回の射程増加で追撃が可能となった。動画を見てほしい

 

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以前なら逃げられてしまう展開だが、遠くに逃げた敵機を追撃することができた。とはいえ慣れないとかなり偏差は難しい。1発ならまだしも2回に分けて発射されるため、フリーガーファウストの弾速と斉射間隔、敵航空機の速度と被弾面積、加えて3次元的な空間把握の考慮が必要なため、わたしのような航空機や対空戦車で日ごろ遊んでいる人でない限り「いや無理だろw」となるだろう。(パンツァーファウストで航空機を落としてきた猛者歩兵にとってはなんてことないかもしれないが)

【コツ】編とはいえ、ぶっちゃけ偏差なんて個人の感覚によるものが多いので解説するのは難しいが、感覚的なアドバイスであれば遠距離の航空機に対しては気持ち「やりすぎかな?」と思うぐらいに大げさに偏差すると当たる気がする。とにかく撃って慣れるしかない。経験がモノを言う。

 

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チャットで落とされたパイロット発狂してる…

 

でも、ビークルなんて乗らないし撃ち合いに集中したいから偏差極めるつもりはない、けど対空はしっかりこなしたい!という歩兵諸君が大半だろう。その際は偏差が必要がない状況で撃つ、あるいは偏差が必要ない状況を作ることを意識してみよう。

 

その前にダメな例を紹介。パイロットから見てダメなフリーガーファウストは、補給所で籠る陰キャ突撃兵と、やみくもに対空射撃をしてくるお顔真っ赤突撃兵だ。

補給所で籠って対空射撃をするメリットはすぐ補給できるので半永久的にフリーガーファウストを撃ち続けることだろう。しかしながら同じ場所から何回も撃たれればパイロットはそこを警戒するため、反撃されやすいし、最悪そこに近づかなければよくなる。のであまり脅威に感じたことはない。(ただしあえて反撃されやすい状況なのを利用して複数人で一斉射撃は強い、が別に数押しはどんな状況でも強いのでこれに限った話ではない)。当たらないのに一生懸命対空射撃する歩兵も、敵航空機をけん制する効果はあるものの、上手いパイロットであれば逆に警戒するようになるので、フリーガーファウスト対策を取るようになる。ので結果的にそこまで脅威にはならない。

そしてパイロットからみて脅威なフリーガーファウストは、最前線から撃ってくる陽キャ突撃兵と、当たると確信したときだけ的確に撃ってくる冷静なハンターだ。敵拠点奥から飛んでくるフリーガーファウストはあまり怖くないが、最前線で戦う突撃兵が突然空を向くと不意を突かれる形となり、非常に恐ろしい。とくに敵対空砲や戦車を攻撃中にされるとなかなかつらい。(というか敵パイロットも最前線の味方を狙うので、単純に敵機との交戦距離が近くなるので当てやすい)後者に関しては、フリーガーファウストがあまり飛んでこないマッチだと「敵の対空意識が低いな」と油断し、ついつい低空飛行で地上兵を攻撃してしまう。そのため無駄撃ちせずに確実に当てれる状況で致命傷を叩き出されると、パイロットとしては「しまった」となるわけだ。わたしはプレースタイルの関係でフリーガーファウストでキルされることはあまりないのだが、上記のような慢心でやられることは少なからずある。

 

というわけで先ほど挙げたコツの解説に入るのだが、まずは偏差が必要ない状況で撃つ、から解説しよう。

偏差が必要ない状況とは主に

①敵機が低空飛行で正面から侵入してくるとき

②敵機がドッグファイト(空対空戦闘)に必死で低空飛行するとき

③敵機が滑走路でスポーンしたとき

だろう。に関しては何も考えずに敵のコックピットを狙って撃てば90ダメージを叩き出せる。

さてだが、具体的にはドッグファイトで低空を旋回している敵機や、味方の援護を期待して自陣に逃げてくる味方機を追いかけてくる敵機を撃つ状況などである。

 

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敵機は味方機とのドッグファイトに集中しなければいけないため、地上のことまでは把握できないことが多い。もちろん上手いパイロットは「この高度はやばい」と悟るので離脱するのだが、離脱させた時点で味方機を救っているので立派に貢献している。また多少距離が離れていてもシザーズ等の減速を伴う空中戦闘機動であれば、歩兵から見れば敵機が上空で静止してる状況もあるため、撃ってみよう。味方機を助けられるかもしれない。もちろん味方機が敵機を追いかけている状況でも援護射撃もよい。(瀕死の敵戦闘機で明らかに味方機がキルできそうなとき撃ってしまうとキルを横取りしてしまいそうだが、わたしはキルを横取りされたとは思わないし、むしろどんどん援護射撃してほしい。ただしパイロットによってはキルを奪われたと怒るかもしれない)

本編記事に書いた通り、BFは航空機だけでなく歩兵や戦車も一丸となって制空権を取りに行くゲームだ。地上部隊の邪魔の入らない純粋なドッグファイトがしたいパイロットも、対空なんてしたくない航空機なんて消してほしいという歩兵も、BF(少なくともコンクエスト)には向いてない。

に関しては所謂リスキルにあたるため推奨はしないが、仕様として許されているので選択肢に含まれる。

 

 

さて次は偏差が必要ない状況を作る、だ。

作り方のパターンとしては

①敵パイロットを油断させる

②味方航空機と協力して誘い込む

③滑走路等でガン待ちする

だろう。

に関しては先ほどと被るのだが、一見対空意識が低そうと見せかけ、油断した敵機が低空飛行で対地攻撃をした際に致命傷を与える作戦だ。実はわたしの数少ないフリーガーファウストによる死因の大多数を占める。パイロットも人間であるため、フリーガーファウストがあまり飛んでこないマッチでは、ついつい慢心して戦闘機なら「敵ビークルも制圧したし、スポーンするまで歩兵でも狩るか」なんて考えて低空飛行したり、爆撃機なら「あんま撃たれないし近づいて確実に戦車壊すか」なんて考えて低空爆撃してしまう。人間なんてそんな生き物である。そういう人間の弱さを突く、いわば心理戦である。腕に自信があるパイロットほど陥りやすいので、一見眉唾だがかなり有効だ。ただしいくらそういう状況を作ろうとしても、味方にに当たらないくせに対空射撃しまくるプレイヤーがいるとパイロットも対策してくるため、味方依存な部分も多い。それにわざと攻撃しない間に味方戦車が敵機に蹂躙されてしまうと話にならないのでリスクもある例えば太平洋戦線で敵パイロットが榴弾焼夷弾で対戦車せずにキル稼ぎしている状況、敵爆撃機が延々と歩兵だけ爆撃している状況、などであれば、しばらく放置してもそこまで戦況にそこまで影響はないため、戦略としてはアリだ。狙ってそうなる、と言うよりは「結果的にそうなる」ものであるとも言えるが、戦略としてはかなり強い。

に関しては、味方航空機と連携してフリーガーファウスト持ちの突撃兵の場所に誘い込む作戦だ。2人の突撃兵で同時に撃つとなお確実性が増す。誘い込む前に味方航空機が撃墜されてしまうリスクがあるものの、敵パイロットとしては勝利目前で突然の死を突き付けられるので非常につらい。ただし上手いパイロットはそういう状況を経験から悟るので、引っかからないことが多い。特に同じクランタグをつけている人が空と地上にいる場合は大抵それ狙いの挙動だとバレてしまう。わたしも「さすがにその作戦には乗らないぞ」と離脱する。どちらかといえば野良航空機との無言の連携が怖い。とはいえこちらも離脱したり高度を一時的に上げて追跡を続行するため、過信はできない。

に関しては所謂リスキルなので推奨はしないが、仕様として許されてる以上選択肢には入る。というかBFの伝統かつバカゲー要素の一つだと思ってるので、わたしはやられても「あいつらも楽しんでるなあ」という感想なのでむしろ微笑ましい。なにより、わたしも航空機で歩兵を一方的にキルできるのも仕様として楽しんでるわけなので、お互い様。自分がリスキルされても平気なパイロットだけが航空機で地上部隊をリスキルしていいのだ。

 

 

【欠点】

 

 

性能自体は優秀すぎるぐらいだが、問題は装備すること自体に欠点があるということだ。

まずフリーガーファウスト軽戦車以上の装甲の地上ビークルに一切ダメージが入らない。輸送車両程度なら入るものの雀の涙である。そのためチーム全体の対戦車火力を低下させ、結果的に敵戦車の無双を助長する可能性がある。

また、対歩兵性能もお世辞にも効果的とは言ない。理論値では全弾命中で99ダメージ出るのだが、ほぼ当たらないといってよい(体感33ダメージ終わりが多い)ただ弾道落下がすくなく「何となくこの辺」を制圧できるので、削った遠くの敵を仕留めるのには使えたりするかもしれないが、PIATでよくねといわれたら、まあそうだねって感じ

 

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一応フリーガーファウストで戦車を壊すこと自体は可能、だけどぶっちゃけ煽り要素でしかない

 

 

 

【航空機側の対策】

 

 

結論から言えば、近づかなければいいだけである

 

フリーガーファウストの射程は対空砲や対空戦車の射程に比べるとだいぶ短い。爆撃機はBF1のような爆撃照準を使用した高高度爆撃を行えば、爆撃精度が下がるものの、フリーガーファウストの射程外から爆撃できる。戦闘機も高高度で普通に制空権争いしてる分にはそこまで脅威は感じない。

 

問題は対地攻撃時であろう。特に従来だと低空飛行で浅い角度からの機銃掃射で歩兵狩りしてた戦闘機やミサイルや戦車砲を使用した緩降下爆撃を行う重戦闘機にとっては死活問題である。ただしスピットVA8門の制圧力やメッサーのロケット等で近づきすぎずに返り討ちにできるし、戦車砲やミサイルで遠方から撃破することも可能だ。そのためスポットカメラが環境的に強くなったと言えよう。スポットカメラを使って突撃兵を確認すれば避けたり、ロケットや榴弾、機銃等で先手を打てる

 

結論から言えば対地攻撃の敷居が上がったが、逆に言えばエースパイロットの腕の見せ所であろう。(今までが簡単すぎたともいえる)実際わたしですらそこまでフリーガーファウストのストレスを感じずに歩兵狩りはできているので、まあって感じ

 

 

 

【各機種の環境変化】

 

 

注意事項として、これはあくまでPC版での話だ。プラットフォームによって全く環境が違うこともあるので注意。

 

◎戦闘機

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戦闘機が主に受ける影響はやはり対地攻撃の難度が上がったことだろう。1人の突撃兵ならまだしも、複数人からフリーガーファウストを撃たれるともはや瞬殺である。もちろん今まで並のエイムさえあればノーリスクで苦労せずに歩兵を狩れた今までがおかしいとパイロットながら思うのだが。

 

ただ環境に文句を言って終わりではエースの称号は与えられない。例えばスピットファイアVAの8門機銃の圧倒的な遠距離火力や、相手のアウトレンジから一方的攻撃できるピットファイアVBのミサイル、メッサーシュミットのロケット等で突撃兵を処理することは可能である。そのため索敵能力が明暗をわけるだろう。なおカメラを取ると遠距離攻撃手段であるロケットを失うので、肉眼による索敵能力が問われる。エースとしては腕の見せ所であると同時に初心者には過酷かもしれない

 

 

開き直って対空に専念するのも手だ。フリーガーファウストは無視でいい。

 

そもそもドッグファイトは相手より高度が高い時点で開始したほうが有利とされる上に、フリーガーファウストの脅威は敵も共通なので、従来以上に高高度でドッグファイトが行われるだろうし、実際にそれはやや増えた印象。

実際わたしが遊んだ限りではフィエルやハマダ、ナルヴィクやアッサンダンのような航空機枠が多く最高高度が高いマップでは戦闘機の高高度ドッグファイトが増えた。また後述の理由で爆撃機も高高度を飛行することが多くなったので、以前より爆撃機とのタイマンは楽に狩れるようになったと同時に敵戦闘機がそこに乱入する展開も多い。なのでスコアボードに空対空戦闘の実力が顕著に表れるようになった一方で初心者にとって戦闘機のレベル上げはきつくなったかもしれない。

ただ初心者パイロットも、BF4の拠点AAのように、分隊員のフリーガーファウストを利用して逃げることもできるかもしれない。なので地上との連携という新要素が加わることで、ドッグファイトが不毛になってしまう恐れも少なからずある。お互いがそれを恐れ、敵陣に逃げられるとお互い離脱して一からやり直しになるだとか、そもそもその状況を作るまいと初期拠点上空や海の上でにらみ合いがずっと続くということになりかねない。(実際にBF1でバートンが追加された際は一部でそういう光景が見られた)

 

結論としてより本来の戦闘機らしい立ち回りにはさほど影響ないが、同時に制空権確保した後に満足に対地攻撃できずにストレスな時間が増えたように思える。(ただしアラスお前はだめだ。最高高度が低すぎる)制空権の確保が目的の戦闘機乗りとしてはそこまで影響はないが、キルが目的の戦闘機乗りからすれば非常にストレスの多い環境になったかもしれない。

 

あ、あと乗り捨て・自爆マンが行動に移す余裕もなくフリーガーファウストに粉砕されてキルログに流れる光景はとても快感です(ざま見やがれ雑魚ども)

 

 

 

◎重戦闘機・急降下爆撃機

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おそらくフリーガーファウストの追加で一番影響が多様な機種であろう。

 

まずはモスキートであるが、爆撃機型のモスキートFB MKⅣは従来のようにお手軽に戦車を破壊することは難しくなったであろう。

左ルートのミサイルと500ポンド爆弾は立ち回りの都合上そこそこ高度を下げないといけない上に、ミサイルもあまりに遠距離の対象物にはばらけてダメージが安定しなくなるので、より一層工夫が必要となる

また6ポンド砲と4000ポンド爆弾を両立させた右ツリーの装備も、理論的には突撃兵を射程外から排除できるが熟練の腕がないと厳しいだろう。ただ4000ポンド爆弾が直撃で戦車ワンパンなので高高度爆撃もできるため本来の役割をこなす分にはさほど影響はない。

 

逆にモスキート全般としてイスパノ×4を装備した戦闘機型の専門技能ルートは環境的に需要が高まった

後述の理由で爆撃機が高高度に存在することが増えたために、爆撃機狩り要員として飛び回る機会が多くなるだろう。またサクソフォンを搭載したモスキートにとって高高度で空対空戦闘を行うのはむしろ好都合なので、対戦闘機戦でもそれなりに戦えるようになった。(個人的にイスパノモスキートが大好きなので出番が増えてうれしい)

 

ドイツ側の重戦闘機Ju88Cも、イスパノモスキートと同じ理由で爆撃機狩り要員で需要が増えたように思える。20㎜×4腹部マウントを採用した右ルートであれば後部機銃強化も相まって高高度の空対空戦闘において強いことは従来から変わらないだろう。

ただし75㎜砲を採用した左ルートは高い対空火力がある上にスポットカメラもあるため、偏差になれてる熟練パイロットなら遠距離から突撃兵をキルすることも可能かもしれないが、難しいだろう。また対戦車攻撃もどうしても高度を落とさなければいけない状況が多いので、厳しいかもしれない。

 

さあ、今回最大の被害者がシュトゥーカB1であろう

 

 なぜかといえばすべてにおいて死ぬ運命にある。シュトゥーカは急降下爆撃という特性上、正確な爆撃を行うには急降下爆撃が必要なのだが、それはフリーガーファウストに正面から突っ込むことを意味する。もちろんどうなるかは言うまでもない。しかも最大の魅力であるサイレンのせいで位置バレもする。もちろん従来通り戦闘機に絡まれても死ぬし、いずれにせよ死ぬ。ルーデルも泣いておられる。(高高度からの爆撃も可能ではあるが、Ju88Aでよくねっていわれたら、うん)

と思われていたのだが、フリーガーファウスト実装の対価として1000㎏爆弾が全盛期並みに強化されたため、対戦車爆撃と言う観点からすればドイツ航空機最強格に昇格するという予想外の環境となった。むしろJu88Aよりも確殺力が高く機動力もマシなためJu88Aよりも必要とされるだろう。ただし相変わらずサイレンがうるさく警戒されやすい上に、急降下爆撃という特性上フリーガーファウストを被弾しやすい点は変わらないので注意。

 

シュトゥーカB2に関しては需要が増えた。

スツーカB2の象徴的存在である37㎜ボルトカノーネ(本来はG型だが)は、先述のイスパノモスキートと同じ理由で爆撃機狩り要員としての高高度戦闘で一定の需要がこれまで以上に増えたように思える。また対歩兵性能も強化されたため、突撃兵を返り討ちにすることも可能に。やったねルーデル!

 

 

 

爆撃機

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爆撃機は、フリーガーファウストの実装で

エース爆撃機乗りと環境に乗じて甘い汁吸ってきた爆撃機乗りの差が顕著に表れるようになった

といえる。爆撃機乗りとしてこれは面白い。

 

まず、従来の爆撃機はお手軽で高性能すぎる3人称爆撃照準のおかげで手軽に低空から緩降下爆撃し、いとも簡単に戦車を壊し歩兵を吹き飛ばすことができた。あまりに簡単すぎたので、敵に並の戦闘機がいなければすぐに無双できた。対空砲も耐久値をして簡単に壊せたうえに、回避行動をとらない対空戦車も難なく破壊できた。OPすぎたと同時に初心者には優しい環境だった言えよう

 

しかしフリーガーファウストの実装で3人称爆撃照準を使用したお手軽低空爆撃ができなくなったため、技術と索敵能力が問われる1人称爆撃照準を使用した高高度爆撃が主流となった。フィエルやナルヴィクと言った伝統的に爆撃機が強いマップでは、全体マップにおける戦況の把握で敵戦車の位置を予測し、目視による索敵能力(不可能そうに見えるが、極めれば可能である)を駆使し、正確に爆撃する技術が求められるようになった。

これで爆撃機はBF1の爆撃機のような「使える人が使えれば強い」ビークルになったと同時に、初心者には優しくない環境になったともいえる。

 

ただしじゃあ使える人にとって環境的強化かと言われれば、そうではない。単純に高高度爆撃だとキル効率が下がるだけでなく、高高度において戦闘機との戦闘は地上からの支援が期待できないため、戦闘機、特に対爆撃機戦闘に特化した重戦闘機に狩られやすくなった。なので爆撃機も環境的にかなり弱くなった。

 

もちろんフリーガーファウストの対爆撃機ダメージを下げるべきとは思わない。むしろ今までの3人称爆撃照準でにお手軽低空爆撃で簡単にキルできた今までがおかしかっただけだ。要はそれに甘えて歩兵を狩っていた爆撃機が、今度は歩兵に狩られる存在となっただけで、技術のある爆撃機乗りは相変わらず歩兵や戦車を狩るだろう。なので爆撃機乗りとしては実力を認めてもらえるいい機会なので喜ばしいのだが、上級者目線で初心者差別かもしれない

 

 

◎対空戦車・対空砲

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まず対空戦車に関しては、環境的に需要が減ったと考えていい。

 

対空戦車自体の性能は相変わらず優秀なのだが、何より現状のフリーガーファウストの対空性能を考えると戦車枠つぶしてまで対空する意味ないよねとなっているからだ。もちろん射程の長さや対歩兵制圧力もあるのだが、戦車枠つぶしてまでの価値があるかと言われれば、微妙。味方の対空意識が皆無で戦闘機に狩られまくってる状況だとか、チーター航空機が暴れてるとかであれば、戦車枠の多いマップであれば選択肢に上がるが、現状のフリーガーファウストの性能を考えれば当分は需要はないだろう。ただ時間がすぎてフリーガーファウストなんて誰も使わないって状況になればまた復権すると思う。

 

対空砲に関しては、射程の長さでフリーガーファウストと差別化はできているため、戦闘機への追い打ちや高高度爆撃機へのハラスメントにおいて需要がなくなったわけではなく、むしろ増えたぐらいなのだが、多くの歩兵にとって感情論としてはどうでもいいことだろう。(実は日米英の40㎜対空砲がアホみたいに強いので、状況によってはフリーガーファウストなんかより数倍も効果的だ。ドイツ?知らんな

 

 

◎戦車

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おそらく戦車兵はニヤニヤが止まらないだろう。おそらくフリーガーファウストの実装で一番環境的に強化されたのが戦車だ。

 

まず一時的なものとして、突撃兵がとりあえず解除したてのフリーガーファウストを持つ割合が多くなるため、単純に対戦車してくる歩兵の数が減ることでより強気な立ち回りが可能となったことだろう。ただし時間が過ぎればフリーガーファウストを持つ兵士に割合が減ることが予想されるので、あまり重要ではない。

 

一番大きいのは爆撃機の環境的弱体化であろう。従来のような3人称爆撃照準に頼ったがる低空爆撃による戦車ワンパンの危機が単純に減ったので、不遇が続いた戦車乗りからすれば春が来たも同然であろう。Ju88AやらモスキートMkⅣやらに理不尽な目に散々遭わされた戦車兵からすれば、フリーガーファウストなんかマシな部類だ。なにしろ一方的に爆弾でワンパンさせられてたのだから。。。

ただしうまい爆撃機乗りは高高度爆撃でもちゃんと戦車を仕留めてくる。むしろ視界外から爆弾が降ってくるわけだから避けようもなにもまず気が付かない。味方戦闘機を信じよう。

 

 

 【航空機はどうなるか】

 

 

とはいえ多くはもう話してしまったのだが、心理的変化として、「いつどこから撃たれるかわからない」という恐怖感を常に味わうこととなるだろう。それはまるで森のどこにベトナム兵が潜んでいるかわからないというアメリカ兵が味わった恐怖に近い。BF1等では航空機からでもスポットが可能であったため、すくなくとも歩兵の有無は把握できたが、今作はそれができないため、そういう緊張感を常に持たなけばいけなくなるというのも地味だが大きな変化だろう。索敵能力が特技のわたしですら、さすがに歩兵までは難しい。特に時間がたってフリーガーファウストに使用者が減った時になおさらだ。

 

 今回のフリーガーファウスト実装は、確かに航空機乗りからすれば悲劇以外何物でもない。ただし戦車や歩兵が散々航空機から味わされてた理不尽に比べればなんてことないので、まあ過去の報いを受けたのかなって感じ。

 

 

 

バレンタイン対空MK I

バレンタイン対空MK I

 

 

かわいい見た目とは裏腹に破壊的な対空能力と歩兵制圧力を誇る。最強対空火力はドイツ航空機を眼下の谷底に突き落としてくれるだろう

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 対空強化か対歩兵強化で変わってくる。専門技能を見てみよう

 

 

 ◎専門技能編

 

 

初期装備

 

メイン 40㎜対空砲

サブ  なし

装備1 緊急修理

装備2 スモーク

装備3 なし

 

初期装備の時点で最強格の対空能力を誇る。敵航空機を撃墜しよう。

 

 

40㎜対空砲

 

低レートだが単発威力が非常に高いボフォース40㎜機関砲。とにかく単発威力が高いので、装甲の硬い爆撃機ですらしっかり当てれば容易に撃墜できる。射程もかなり長いので使いこなせられれば最強の対空装備であろう。ただしレートが遅く瞬間火力はそこまで高くないため、射程の長さを活かすには偏差撃ちを習得しなければならない。

 

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言葉じゃ説明が難しいので動画を見て実際に撃って習得してほしいのだが、この戦車の対空サイトはとても偏差撃ちの際に参考にしやすい。偏差撃ちをマスターすれば落とせない航空機はないだろう。とくにパンツァーストームやアラスなどの航空機にとって遮断物の少ないマップはなおさらだ。対歩兵も胴体2発キルなのでしっかり狙えば狙撃も難しくはないが過信できるほど精度が高いわけではない。

 

youtu.be

 

おまけ。敵航空機おとすたびにハイタッチ?してくれるかわいい野良対空戦車ちゃん。バレンタイン対空戦車は癒しキャラ

 

 

 パターン①おすすめ

 

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40㎜対空砲を残し対空能力をそのままに最低限の対歩兵装備を強化したツリー。

 

ランク3の履帯スカート

 

履帯をカバーする追加装甲。一見地味だが戦車にとって履帯が無力化される≒死なのであるに越したことはない。

 

 

ランク4の榴散弾

 

弱体化前は対歩兵最強装備であったが、現在でも自衛には強すぎるくらいに有効。散弾を40㎜対空砲と同じレートで発射し、歩兵は近距離でうまく当てれば1~2発でキルが可能。ただし中距離以降だと弾がばらけるので、主砲とうまく使い分けよう。また装弾数は40発しかないため、歩兵狩り目的で航空機の無いマップで使えるほどではない。(弱体化前では全然アリなレベルだったが)

 

 

パターン②

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 制圧火力と索敵能力を増強し対歩兵に特化したツリー。ただし対空能力はパターン①に劣る

 

ランク1のスモークランチャー

 

 複数のスモークグレネードを機体前方に放出する。初期装備のスモークと置き換わるのだが、初期装備のスモークは機体から焚かれるため効果範囲が狭いが、スモークランチャーは広範囲にわたり巨大なスモークを焚くため、自衛や逃亡の際はもちろん、敵の射線を切り味方の進軍をサポートする際にも使えるため汎用性が高い。

 

 

 ランク3のエリコン20㎜×3

 

低威力だが高レートの対空機関砲。ドイツのⅣ号対空戦車の初期装備のような使い心地だが、あちらより威力が低くオーバーヒートまでの時間も短い。ただ40㎜対空砲では難しい対歩兵を手軽にこなせる点では使い勝手がよく、最低限の対空支援もできる。

 

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対航空機では爆撃機を片道で撃墜は難しいほどの低威力だが、対歩兵となれば申し分ない制圧力がある。またこの装備云々よりも、後述するパラシュートフレアを併用した索敵しつつの制圧射撃が非常に強力だ。敵に戦車さえいなければ先陣を切って敵拠点攻略に貢献できる。

 

 

ランク4のパラシュートフレア

 

パターン②はこれのためにあるといっても過言じゃない装備。偵察兵のもてるフレアを10回も放出できるため、非常に強力。クールタイムも短いため気になればどんどん使おう。

 

 

 ◎立ち回り編


詳しくは歩兵・戦車のための対空指南の記事を参照してほしい。




 ◎欠点解説


対航空機・対歩兵においては最強格だが、対戦車手段がないため戦車と鉢合わせると絶望的だ。立ち回りには気を付けよう。またすべき仕事をせずに芋るとせっかくの優秀な性能が台無しになるので気を付けよう。もちろん油断すれば爆撃機に簡単に破壊されてしまうため当たり前だが空もちゃんと警戒しよう。