スピットファイアVB
戦闘機ならではの速度と旋回性能、対地から対空までこなせる安定した火力。そして戦闘機ながら対戦車攻撃手段を得たことで万能機へのポテンシャルを持たせくれるのがスピットファイアVBだ。
◎専門技能編
初期装備
メイン 20㎜イスパノ×2
サブ なし
装備1 緊急修理
装備2 フレア
20㎜イスパノ×2は高火力だが反動が大きく弾道落下も激しいためエイムしにくい。当てやすい爆撃機を狙い迎撃しつつフレアで地上の味方のために敵をスポットしよう。
パターン① おすすめ
正直に言えばどのルートをとってもVAには対空火力が劣る。しかしこのツリーだと戦闘機とは思えない対戦車能力を手にする。
ランク1の50口径ブローニング×2
航空機や地上の軽装甲車に有効な50口径ブローニングを2門、サブとして装備。性能自体と言うより、サブに装備されることに意味がある。というのも初期装備の20mmイスパノの装弾数が少ない。20㎜イスパノの威力は悪くないが、200発しかない上に弾道落下が激しく当てにくいため、すぐ弾切れしてしまう。なのでサブに300発の50口径ブローニングがあるのは非常に継戦能力が上がる。それでも合計500発しかないので無駄うちは禁物。20mmイスパノも50口径ブローニングも歩兵に対して威力が高いので制空権取ってしまったら機銃掃射してみるのもアリ。特に50口径ブローニングは歩兵2発キルな上に弾道が素直で当てやすいので対空対地ともに精密射撃ができるようになる。
ただし対空火力はVA似は劣るためやや物足りない感じは否めない
ランク3のナイトロ
一時的にエンジンパワーを増大させることで航空機の速度が上がる技能だ。詳しい説明はめんどくさいので一言で言えば旋回性能が上がる。そう、ぐるぐると非生産的な旋回合戦になりがちな格闘戦にこれで大きく強気に出ることができるのだ。もちろん対空砲火から逃げる際など直線的な機動の際にも使える。
ランク4のRP-3無誘導ミサイル×8
無誘導ミサイルを怒涛の8発撃ち込める装備。弾道が素直でほぼ照準通りに飛ぶためすごく当てやすい。もちろん歩兵の群れに撃ち込めばキルも狙えるが、何より戦闘機とは思えない対戦車能力を手に入れられる。全弾うまく当てれば70ダメージ前後を叩き出せる。むろん本職である爆撃機と比べれば決定力にかけるが、戦闘機としての対空火力と旋回性能を保持しながらこの対戦車装備を両立できることがとても贅沢な強さだ。この欲張りさんめ。対空砲に関しても本格的に被弾する前に制圧できるためなかなか頼もしい。しかも爆弾等と違い補給の際のリロードがなぜか短いため、本気の機動力と噛み合って継続的な対戦車火力が出るのも魅力だ。ただしドイツ軍機の装備するロケットと違い近接信管がないため、対空兵器としては使い勝手が悪い。
パターン②
右ルートに比べれば対空を意識したツリーだ。VAとの差別化を図るためにランク4は装甲同部をとりフレアを残すことで索敵能力を活かせられる。苦し紛れ
ランク2の303機関銃×4
つまりスピットファイアVAの初期装備と同じものをサブ枠で装備する。これで当てにくいが高火力のイスパノと当てやすいが低威力の303軽機関銃の使い分けが可能となるため、パターン①のルートに比べれば対空能力があがる気がするだけ。
ランク3の改良型動翼
名前と説明だけ聞けば旋回性能が良くなりそうだがしない。ロール性能が上がる。なので旋回合戦で特に有利になるなんてことはないが、ロール性能が上がることにより旋回そのものを開始するのが早くなるため、ヘッドオン時などのすれ違い後の戦闘で若干有利となる。
◎立ち回り編
戦闘機としての立ち回りは言うまでもないが、多くの人が選ぶであろうミサイルを積んだルートであれば当然対戦車としての立ち回りが求められる。
動画のように、基本的には敵戦車上空と補給所の間を往復しつつミサイル攻撃を仕掛けることだ。またミサイルのリロードは爆弾等より短い上に戦闘機ならではの機動力を活かして敵戦車が修理を終える前に攻撃できる点は特筆に値する。そのうえナイトロを装備しているため、対空戦車の被弾を減らしつつ高速で攻撃→離脱の流れを遂行できる。
旋回性能が低く戦闘機で対策されると瞬殺される爆撃機と違い、スピットファイアVB は戦闘機ならではの旋回性能を持ち合わせているうえにナイトロを装備することで格闘戦における絶対的優位性を誇るため、爆撃機よりも生存しやすいのも利点だ。
◎欠点解説
本気の欠点としては、立ち回りをミスれば「中途半端」で終わることだろう。火力はスピットファイアVAに足りない上に対戦車能力は爆撃機や重戦闘機には劣るため、一層しっかりとした立ち回りが求められる。
◎総評
多少の対空火力を犠牲に対戦車能力を手に入れた戦闘機と言えよう。立ち回りは難しいが乗り越えた先には機動力のある万能機としてどの航空機にもない強さを発揮することであろう。