シュトゥーカ B-2
シュトゥーカ B-2
その機関砲の放つ独特の射撃音は敵戦車や爆撃機を恐怖に陥れる。陸空問わず対ビークル戦闘のエキスパートとなり得るのがシュトゥーカ B-2だ。
対空・対戦車を強化するか、対歩兵を強化するかで変わってくる。
◎専門技能編
初期装備
メイン 7.92mm機関銃×2
サブ なし
装備1 緊急修理
装備2 250㎏爆弾×2
対歩兵・対戦車双方に有効な250㎏爆弾で急降下爆撃をしよう。メインの機銃は威力が低いので空対空戦闘は向かない。
初期装備の250㎏爆弾×2だが、重戦車相手だと直撃でも1個あたり55ダメージほどしか出せない上に、同時に2個投下できずに1個落とすとクールタイムが数秒入る。そのため往復爆撃をする必要がある。逆に言えば初期装備でも十分な対戦車能力がある。
※初心者がレベル上げする際は左側のツリーを進めていこう。理由は地雷投下の項目で説明する。
パターン① おすすめ
対戦車能力と対空能力を強化した専門技能ツリーだ。
ランク3の地雷投下
5つの地雷を投下する技能。もちろん敵戦車の上空にバラまいてもいいが、敵拠点の戦車補給所や重要ルートに仕掛けてもよい。ただし味方戦車のそばにまけば誘爆して味方を殺すことにもなりかけない上に、投下中に対空砲火をくらうと地雷が空中で爆発して自爆してしまうので扱いには注意。なおリロード時間は爆弾等より長い。これと後述の機関砲を組み合わせた立ち回りについては立ち回り編で。
また注意事項としてランク上げの際に地雷投下をとると、爆弾を外す上に対地手段が地雷しかなくなるためスコア稼ぎがつらくなる。威力の低い7.92mm機関銃と受動的な地雷でしかスコアを稼げなくなるからだ。
ランク4の37㎜ボルトカノーネ
航空機や軽量装甲車に絶大な威力を誇る37㎜機関砲。とくに対航空機の威力はすさまじく、爆撃機ですら4~5発キルという頭おかしい性能だ。反撃の余裕すら与えない理不尽ともいえる強さだ。本機の旋回性能が悪いため難しいが、戦闘機に対してもかすっただけで大ダメージが入るため不意打ちや味方機の援護でも十分使える。8発ほどでオ-バーヒートする上にレートや弾速は遅いものの、割と素直に飛んでいく上に単発威力もすさまじいのでさほど気にならない。
また、輸送車両程度であればオーバーヒートまえに破壊できてしまう上に、対空砲なども装甲同部のダメージ軽減も相まってしっかり狙えば破壊できる。
対戦車に関してはあくまで機関砲であるため大ダメージとまではいかない。ただし爆弾等と違って補給所さえ通れば即補給されるため、継続火力は爆撃機より出る(まあ爆撃機でワンパンしたほうが早いが)
また対歩兵も有効ではあるが、スプラッシュダメージが大幅に弱体化されたため普通の機銃並みに直撃を狙わなければ有効なダメージがでない。
パターン②
対歩兵能力と対空自衛力を高める専門技能ツリー。ただし索敵カメラ以外Ju88Aに見劣りするので偵察任務をこなすことが前提だ。
ランク2の50㎏爆弾×4
対歩兵向けの爆弾を4つ装備する。BF 109 G-2の50㎏爆弾技能より搭載量が多く、爆撃照準もあるため当てやすい。また4つ投下するので有効範囲も広くなかなかの制圧力もある。
ランク3の乗員用機関銃アップグレード
2番席の後部機銃を重機関銃にアップグレードすることで火力が増す技能。そもそも射角に入る敵戦闘機が悪いレベルで射角が狭くあまり融通が利かない後部機銃であるが、慣れない戦闘機であれば撃墜することができる。
ランク4の索敵カメラ
うまく使えばマップ全体がスポットできるカメラ。機体下部のカメラ視点に切り替わり、5回もシャッターを切れるスポットスコアもそこそこ入るので分隊スコア稼ぎ要員としても優秀。また、敵の設置した出撃ビーコンや地雷までスポットするので裏取り処理に苦しむ分隊員や、地雷にハラハラしてる戦車兵の救世主になれるかもしれない。
番外編
なんと武装が威力の低い7.92mm機関銃しかないという罰ゲームツリー。索敵カメラはあるためスコアは稼げるものの、対歩兵も1発17ダメージしかない機関銃で掃射するしかないというただの偵察機である。ちなみにわたしはこれで対歩兵機銃掃射の練習をした。
しかもサイレンが鳴らなくなるのでロマンがない
なのでよほどの理由がない限り味方にも迷惑となるので推奨はできない。
◎立ち回り編
37㎜ボルトカノーネと地雷投下を併用した立ち回りは本機にしかない特徴と言えよう。まずは上空を通過しつつ地雷を投下し、それから往復攻撃を繰り返して機関砲でちょくちょくダメージを与えていこう。焦った戦車が地雷を踏みぬくことを狙う。
とくに補給所近くに居座る戦車に有効だ。最初に補給所方面に地雷を巻いてしまえばよい。もちろん地雷は戦車の機銃などで処理できるため、熟練の戦車兵には通用しないこともある。なお対空砲火を浴びると投下直後の地雷を誘爆されて自爆してしまうため対空戦車にも通用しない。
◎欠点解説
37㎜ボルトカノーネは対空と対戦車を両立できるが、逆に言えば急降下爆撃機としては戦車決定力に欠けることは留意しなければいけない。またいくら機関砲が対空火力が高いとは言え、そもそもシュトゥーカの機動力が低いので戦闘機との空対空戦闘が不利なことには変わりない。
◎総評
対空と対戦車の両方をこなす二刀流の急降下爆撃機だ。うまく使いこなせば空と地上の両方を制圧できるが、立ち回りをミスれば中途半端で終わってしまう。玄人向きだが奥が深い航空機と言えよう。