シュトゥーカ B-1
シュトゥーカ B-1
けたたましく鳴り響くサイレン。その音を聞き終わった兵士とは、吹き飛ばされた友軍を目の当たりにした兵士か、死んだ兵士である。生粋の急降下爆撃機であるシュトゥーカ B-1は強さとロマンを掛け合わせた航空機だ。
対地を強化するか対空にも対応できるようにするかでツリーが変わってくる。
◎専門技能編
初期装備
メイン 7.92mm機関銃×2
サブ なし
装備1 緊急修理
装備2 250㎏爆弾×2
対歩兵・対戦車双方に有効な250㎏爆弾で急降下爆撃をしよう。メインの機銃は威力が低いので空対空戦闘は向かない。
初期装備の250㎏爆弾×2だが、重戦車相手だと直撃でも1個あたり55ダメージほどしか出せない上に、同時に2個投下できずに1個落とすとクールタイムが数秒入る。そのため往復爆撃をする必要がある。逆に言えば初期装備でも十分な対戦車能力がある。
パターン① おすすめ
対歩兵爆弾を追加し、急降下ブレーキで急降下爆撃を遂行しやすくする専門技能ツリーだ。ランク4の技能は好みによる。
ランク2の50㎏爆弾×4
対歩兵向けの爆弾を4つ装備する。BF 109 G-2の50㎏爆弾技能より搭載量が多く、爆撃照準もあるため当てやすい。また4つ投下するので有効範囲も広くなかなかの制圧力もある。対ビークルダメージは頼りないが、250㎏爆弾や1000㎏爆弾と同時に落とせば気休め程度に総合対戦車火力を増させることができる。
ランク4の1000㎏爆弾
大きな爆発半径を持つ(大嘘)対戦車大型爆弾を装備する。今作の重量爆弾の仕様上対歩兵には直撃レベルでないと有効でないものの、対戦車においては直撃させればワンパンである。
ただし対戦車も直撃でないと一気にダメージが落ち、爆風だと40ダメージ近くしか出ない。しっかりと正確に当てる急降下爆撃の技術が求められる。上方向への爆風が大きいため自爆に注意。
なお、これと入れ替えることになる250㎏爆弾×2は往復爆撃しなければ戦車を破壊できないものの、1000㎏爆弾ほど直撃判定がシビアではなく、対歩兵にもある程度融通が利くため、1000㎏爆弾に魅力を感じない場合は後述の乗員用機関銃アップグレードを選択して自衛力を高めてもよい。
ランク4の乗員用機関銃アップグレード
2番席の後部機銃を重機関銃にアップグレードすることで火力が増す技能。そもそも射角に入る敵戦闘機が悪いレベルで射角が狭くあまり融通が利かない後部機銃であるが、慣れない戦闘機であれば撃墜することができる。
ただし立ち回りを把握してる熟練パイロットはそもそも後部機銃の射角に入らない立ち回りをするのでなすすべなく撃墜されてしまう。またスピットファイアVAやモスキートなどの高火力でごり押されることも。
パターン②
対歩兵・対戦車もこなしつつ爆撃機等を迎撃し、いざ危機が迫れば高高度パッケージとナイトロで防衛機動ができる専門技能ツリー。と言えば響きがいいがどれも中途半端である
ランク1の高高度パッケージ
この専門技能を装備すれば普通より100mほど高くを失速できずに飛行できる。「高く飛んで意味あるの?」と思われそうだが、後方から敵機に追いかけられた際に敵機より100m高度を上げることで、深追いした敵機を失速させた上でオーバーシュートさせることができる。
ランク3のナイトロ
一時的にエンジンパワーを増大させることで航空機の速度が上がる技能だ。詳しい説明はめんどくさいので一言で言えば旋回性能が上がる。もちろん対空砲火から逃げる際など直線的な機動の際にも使える。なお先述した高高度パッケージと併用したつり上げ戦術も可能であるが、この機体でする意味と余裕があるかどうかは微妙。
ランク4の151/20㎜×2
要はBF 109 G-2の20mm砲と同じものを装備する。弾速が遅く弾道落下が激しいが単発威力が高いので爆撃機の迎撃に向いている。戦闘機より耐久値があるため爆撃機の後部機銃との火力レースにも勝てる(苦し紛れ)
◎立ち回り編
基本的に本編記事で紹介した急降下爆撃の立ち回りでよい。
対空火力が弱いとはいえ何もできないわけではないので積極的に味方戦闘機の援護にいこう。数的不利を悟らせるだけでも十分に牽制効果がある。
◎欠点解説
戦闘機ほどの対空能力はなく、爆撃機ほどの爆撃火力はないため、うまく立ち回れないと中途半端で終わってしまう。しっかりと急降下爆撃を習得しよう。またサイレンがうるさく常に位置バレをするリスクもある
◎総括
ロマン満載のスツーカだが、活躍できるか否かはパイロットの腕次第なので玄人向けの航空機だろう。しかしその壁を乗り越えた先には対地攻撃の鬼と化すだろう。