歩兵・戦車のための対空指南【改訂版】
パイロットによる対空指南【BFV】
いつだかのアプデで対空関連が大幅強化されたため、記事も更新している。
この記事はなんとパイロットである筆者が自ら「こうされたらいやだな」「こういう対策されると死ぬな」って立ち回りを暴露してしまうものだ。ぜひともこの記事を読んで思い込みや偏見を捨て、気取ったパイロットを眼下の谷底に突き落としてほしい。
追加されたフリーガーファウストに関する詳しい記事はこちら
さて、対空砲や対空戦車から常日頃狙われ続けるパイロットからまず言わせてもらおう。
BFVの対空砲や対空戦車・対空ガジェットはアホみたいに強い
というかもはや理不尽なレベル。今作(フリーガーファウスト&40㎜対空砲実装後)の航空機と地上のバランスを一言で言えば、
航空機の性能が極端に高い代わりに対空手段の性能も極端に高いため、不健全だが理不尽に理不尽をぶつける形でバランスをとっている、といえる。またもっと具体的に言うならば「2人でフリーガーファウストを同時に撃ち込めば必ず撃墜に持っていける」ので、BF1やBF4に比べれば歩兵のみでも航空機を相手取りやすい。実際にフリーガーファウスト持ちが2人いるだけで敵航空機3枠が全部その2人のせいでまともに機能しない展開はよく起こる。
40㎜対空砲などは1台で敵機全滅させられるポテンシャルを持つ非常に強力(もはやOP)な対空手段だ。
目次
・ビークルジャンケン
・対空手段解説
〈フリーガーファウスト〉
〈対空砲〉
〈対空戦車〉
〈その他〉
・そもそも固定兵器とは何か
そりゃあ本家ビークルにあくまで固定兵器がタイマンで勝てるわけがない。当たり前すぎる話だ。これをおかしいと否定するのはBFのゲームシステム自体の否定だ。特にFPSで有利とされる上空を飛行する航空機に関しては同じビークルである戦車と比べてもその辺は歩兵1人ではどうにもならない(今作はなる)が、それはもはやBFの伝統である
そして固定兵器云々以前の問題だが、歩兵1人が正面からビークルに勝てる状況はほぼありえない。これもBFじゃあ当たり前だ。戦車もそうだ。重戦車に突撃兵一人が正面から撃ち合って勝てるわけがない。同じように歩兵が対空砲で正面から航空機と戦っても勝てるとは限らないのだ。
しかしいくら重戦車でも、別の歩兵や戦車に気を取られているすきに突撃兵から後ろから忍び寄られて地雷を巻かれてしまえば簡単に破壊されてしまう。同じように航空機もほかの敵機や地上部隊に気を取られているときに対空砲を撃ち込まれるとひとたまりもない。
要は対戦車も対空も工夫しなければいけない。
歩兵も固定兵器もそれは変わらない。そりゃ戦車を壊したければ重戦車や爆撃機をだせばいいし、爆撃機を落としたければ戦闘機か対空戦車に乗ればいい。
固定兵器とは本家ビークルを扱えない人への救済策であって、最適解ではない
なお現在は対空砲などに強化が入り、対空砲が圧倒的に有利となった。硬い装甲をもつ爆撃機ですら正面から撃たれると爆撃する前に撃墜できてしまう。ただしロケットや無誘導ミサイルのような遠隔攻撃手段は航空機側にもあり、腕のあるパイロットによってはちゃんと壊しに来るので油断はできない。
・ビークルジャンケン
ポケモンのタイプやオーバーウォッチのヒーローのように、BFVでもビークルによるあからさまな有利不利がある。もちろんプレイヤーの技量や数的有利などで常にジャンケン通りにはいかないが、8割がたジャンケンで勝敗が決まる。まずは図を見てほしい。
矢印が向いた先がスペック有利であり、お互いに矢印が向いてる場合は状況次第だ。
◎対空砲
歩兵は対空砲に乗るだけでこのジャンケンに加わることができる。もちろんあくまで固定武器なので完全にスペック有利な状況はないが、それでも状況次第で本家ビークルを撃墜することができる。戦闘中の敵機に横やり入れたり、複数機で集中砲火を浴びせることで勝てるのだ。現在は普通に航空機をボコせます。
◎対空戦車
対空砲と違い本家ビークルなので、対戦車手段を持たない戦闘機を一方的にボコれる。爆撃機は対戦車手段があるため、対空戦車乗りの立ち回ちの上手さ次第と言えよう、また戦車に対抗する手段がないため戦車から一方的にボコられる
◎戦闘機
戦闘機は空対空戦闘のエキスパートなため、爆撃機を一方的に撃墜できる。ただし対戦車装備がないため対空戦車には何もできない。対空砲も基本的には不利だが、反撃手段がないわけではない。
◎爆撃機
爆撃機は空対地戦闘のエキスパートなため、対空砲に対してはスペック有利だ。言い換えれば航空機におけるアンチ対空砲枠だ。しかし戦闘機には一方的に撃墜させられてしまう。また対空戦車に対しては相手の腕次第だ。
つまり、歩兵でも対空砲に乗れば、状況が整ったり工夫したりすることで本家ビークルに勝つことができる。また対空戦車はしっかり立ち回れば航空機に対して負けることはなくなる。
対空戦車→戦闘機
戦闘機・重戦闘機→爆撃機
往々にしてジャンケンは理不尽なほどに一方的である。ちなみにフリーガーファウストは航空機すべてに対して一方的に有利であり、航空機側は明確な対抗手段が存在しない。
射程もこんなに長い
・対空手段解説
〈フリーガーファウスト〉
突撃兵の対空ガジェットとしてフリーガーファウストが追加された。これで歩兵が対空砲に頼らずとも制空権争いに参戦することができるようになった。詳しくは下記の記事で
〈対空砲〉
1枚目は主にドイツ陣営に設置されてあるFlak 38。単発ダメージは控えめだがレートが高く当てやすい。なおイギリス兵が建築すると下記の40㎜対空砲になってしまうため、既存のものでない限りはドイツ陣営でしかお目にかかれなくなる。
2枚目は主に太平洋やイギリス陣営に設置されてある40㎜対空砲。爆撃機に対してですら単発12ダメージ以上と非常に重いので、レートの遅さは全く気にならない。バレンタイン対空戦車に積んであるものと同じ性能というぶっとんだやつ(ぶっちゃけOP) 欧州マップだとイギリス兵が建築しなければ設置できないため、ドイツ陣営は多少不利ともいえる。
半分以上の拠点には対空砲がある。なかには援護兵じゃないと設営できない対空砲もある上に、破壊されてしまった場合は援護兵でしか修理できないため、対空砲で本格的に支援したいときは援護兵がおすすめだ。そして工兵のコンバットロールだとなおよい
フランクくんイケメンだよね。ヘンリーくんも
特性の「重火器エキスパート」は、固定兵器等を使用する際にオーバーヒートまでの時間を延ばすことができるため、継続火力を出してくれる。また爆撃機などの後部機銃にも反映されるため分隊員の航空機に同乗してサポートする際にも非常に強力だ。もちろん援護兵でなくても指切り運用などで工夫すれば火力は出せる。動画は対空砲が上手なフレンドと合同で作った。
※現在は動画の数倍のダメージが叩き出せるため、簡単に撃墜できる
対空砲のメリットとしてまず、弾が無限であるということ。対空戦車や戦闘機は弾数制限があるが、こちらはない。そして壊されてもすぐに再設営できるところも挙げられる。戦闘機や対空戦車は壊されるとしばらくはリスポーン画面で暇をつぶさなければならないが、対空砲なら援護兵で数秒で再設営できる。そして何より今作ならではの長所として
牽引できる
そうこれが今作の対空砲の一番の強みだ。(ただし太平洋マップの対空砲は牽引できない)前作BF1の場合、対空砲の位置はだいたい決まっていたので、簡単に対空砲を破壊できた。対空砲自体の射程も短かったため最悪そこに近づかなければまず怖くなかった。だがしかし今作は威力も悪くない上に射程が理不尽に長い。
そんなものを本来ない場所から撃たれると非常につらい
エースパイロットは基本的に固定対空砲の位置ぐらい把握している。しかし輸送車両や戦車で牽引された対空砲の位置など把握しようがない。しかも撃たれたころには手遅れで、無駄に長い射程のせいで絶望的な状況に追い込まれる。空には遮断物もない。
正面から勝てないのなら不意打ちをすればいいのだ。卑怯かもしれないが、FPSで上空から攻撃できる航空機のほうがよほど卑怯だ。卑怯には卑怯で対抗してやろう。
もちろん分隊で組んで神出鬼没な対空砲となったり、対空戦車の後ろについて火力増しにしてもいい。移動できる分可能性はたくさんある。ただし無人の対空砲を牽引すると全体マップに白い無人の対空砲マークが移動することになるため、注意が必要だ。
また対歩兵もそれなりに強いので、空に敵機が見えなくて暇なときは歩兵を狙撃してもいい。
しかしデメリットとして言うまでもなく固定兵器なので搭乗者の身を守る装甲がない。そのため正面から航空機と撃ち合っても機銃で撃ち抜かれたり爆弾で吹っ飛ばされたりする。また牽引できない固定対空砲は位置を把握されている。
対空砲を撃つということは同時に敵航空機に自分の居場所を教えることになる。対空戦車は回避行動をしながら攻撃できるため強気にいけるが、移動できない対空砲は反撃されてしまう。なので正面からケンカを売るのは得策ではない。現在は正面からでも普通に落とせてしまうので、バンバン撃とう
なので運用方法として
①格闘戦(空対空戦闘)中に横槍を入れる
②自陣に逃げ込んできた味方機の後ろを追う敵機を撃つ
③味方対空砲に撃たれている敵機を撃つ(フォーカスを合わせる)
などだ。特にパイロット目線から言わせてもらうと、空対空戦闘中に敵対空砲に撃たれると絶望する。特に戦闘機はなおさらだ。敵戦闘機に後ろを取られないようにすることで手一杯なのに、その上敵の対空砲のことなど構う余裕はない。
撃つことに夢中なうっかり戦闘機ならそのまま撃墜できてしまう。
同じ状況の敵パイロット目線だ。あと少しで撃墜まで行ったのだがこれ以上被弾すると危ないと判断し離脱せざるを得なくなる。非常にもどかしい。
またあえて正面から挑む場合には以下のことを留意しよう。
①対空砲の射程に入るまで無駄打ちしない
②被弾エフェクトで視界を防ぐためにコックピットを狙う
③反撃されることを覚悟する
無駄に存在を悟られないためにも射程内に入るまで撃たず、射程内に入ったら一気にぶちかまそう。また対空砲火を受けると航空機は被弾エフェクトで画面が見えにくくなる。特に機銃や機関砲、ミサイルで攻撃する際はコックピット視点でするのだが、対空砲火を受けると画面がめちゃくちゃ揺れてエイムどころではなくなる。弱点部位でもあるので積極的にコックピットを狙おう。そしてもちろん先述の通り正面戦闘なら戦闘機ならまだしも爆撃機相手には厳しい。正面から挑む際は死を覚悟しよう。
現在は正面から挑んでも余裕で勝てるほどに強化されてるので、強気で落としにかかろう。
ちなみに対空砲に乗ってて航空機に反撃されて死んでしまったときは
わたしが犠牲になったおかげで戦車や何人かの歩兵の命が救われた
と考えよう。対空砲が犠牲になることで直接戦況を左右する有能な戦車兵が救われていることは事実である。先述の通り、対空砲の相手するのに必死で本来の航空機としての役割を果たせない状況に持っていかれることは多々あるからだ。
そもそも現環境のくそ雑魚爆撃機が自由に飛べてる時点で相手側の戦闘機に根本的な問題があるので、味方航空部隊の責任であって対空砲の性能とか以前の問題なので歩兵に非はない
〈対空戦車〉
対空戦車とは、対航空機・対歩兵戦闘に特化した戦車である。もちろん名前の通り「絶対戦闘機殺すマン」である。ごく一部をのぞき、ちゃんと立ち回れば対空戦車に対して決定的に有利な航空機はない。反撃手段があり硬い装甲を持つ爆撃機ですら撃墜とまではいかなくてもまともな立ち回りができなくなる。反撃手段のない戦闘機に至ってはなすすべなく死ぬ。死ななくてももはや飛んでるだけのお荷物になる。
さて、対空戦車は現在は両陣営に1輌づつ実装されている。イギリス軍はバレンタイン空戦車MKI、ドイツ軍はⅣ号対空戦車だ。どちらも見た目がかわいい
細かい専門技能などの違いはあれど、共通しているのは非常に高い対空戦闘能力を持つということだ。ただし偏差撃ちができていることが前提だ。この時代に誘導地対空ミサイルなどはない。
さて立ち回りの解説の前に、前置きとしてこれはパイロットからされると非常に困る効果的な"対空戦車"の立ち回りの解説であり、戦車としての立ち回りとして必ずしも正しいとは限らない。その辺はランカー戦車乗りの意見を優先させてほしい。
まず基本的なこと。
①視野を広く持とう
おそらく普通の戦車以上に広い視野が必要だ。対空戦車は空域全体の状況と地上の戦況を同時に把握しなければならないからだ。視野が狭い対空戦車はむしろ戦車や突撃兵、爆撃機の格好の餌だ。
②自陣で芋るな
たまに見かけるのがリス位置から延々と撃ってる芋対空戦車だ。残念ながら彼らは何も役に立っていない。対空戦車の最大の利点は強力な対空装備と機動力を両立させている点にある。動かないのなら対空砲でいいし戦車枠をまともな戦車兵に譲るべきだ。また動かない対空戦車は爆撃機に簡単に壊されてしまう。というか、自陣に籠ってる対空戦車なんて最悪そこに飛んでいかなければいい話になる。一番脅威な対空戦車は前線にいる対空戦車だ。下手すれば自陣補給所付近まで対空戦車の射程内に入る。
③対空と対地をバランスよくこなせ
対空戦車は対空と対歩兵において強力な戦車だ。ずっと歩兵ばかり攻撃して敵機を自由にさせる対空戦車も、空ばかり見て地上に関与しない対空戦車も、はっきり言ってゴミだ。また対空戦車は強化すれば戦車並みかそれ以上に近接歩兵戦闘や自衛力を高められるので、拠点に絡まない言い訳はできない。
◎対戦闘機戦闘
ひたすらにスペック有利であり一方的にボコボコにできる。なんなら正攻法で戦闘機で勝負を仕掛けるより数倍強い、もちろん正面からの戦闘で負けることはほぼない。突っ込んでくる愚かな戦闘機がいれば瞬殺してやろう。
なお対空ダメージが大幅強化された現在は、対空戦車の上空を飛行しなければいけない爆撃機よりも、ロケット等の遠隔攻撃手段と機動力を兼ね備える戦闘機のほうが厄介であることが多い
もちろん戦闘機は高速で機動力があるため逃げ切られるかもしれないが、逃げ切るだけで精いっぱいな時点でこちらの思うつぼだ。ただし迎撃に夢中になり爆撃機や地上兵にボコされると元も子もないので常に視野を広く持とう。ただし複数の戦闘機に同時にロケットなどで攻撃されるとさすがに耐えきれないので油断しないように。
射程も理不尽に長い。本当に戦闘機絶対殺すマンである。
◎対爆撃機戦闘
ここで対空戦車乗りとしての腕が問われる。先に結論から言えば対空戦車と爆撃機はお互いがお互いのアンチだ。先手を打ったほうが有利となる。爆弾を直撃させてしまえば爆撃機が勝つし、逆に避けてしまえば対空戦車が有利となる。言い換えれば
爆撃体制に入り爆弾を投下するまでは爆撃機が有利だが、それ以外の全ての状況では対空戦車が有利
現在は対空ダメージ強化により対空戦車のほうが明らかに有利
である。つまり爆撃機が先手を打ち爆撃照準を合わせようとしている瞬間は爆撃機が主導権を握る。対空戦車は撃ちながらも回避行動をとらなければならない。そして爆撃機がうまく爆撃に成功すれば対空戦車は致命的なダメージを受けるが、もし外せばそれからは離脱に成功するか否かまで一方的に対空戦車から撃たれることとなり、対空戦車が主導権を握る。また爆撃機が対空戦車以外の標的を狙っているときはもちろん対空戦車が一方的に攻撃できる。図にまとめた。
つまり、爆撃体制の際にうまく回避行動が取れれば、終始対空戦車が爆撃機に対して有利となるのだ。なので爆撃体制の際の対空戦車の立ち回りを解説しよう。
一言で言えば動けだ。
よくいる「航空機がうざいから」という理由だけで立ち回りがわかっていない対空戦車に乗ってるプレイヤーに多いのが、撃つことに必死で全く動かない対空戦車だ。しかし動かない対空戦車はただの爆撃目標である。対空砲火で位置バレしているので「ここに爆弾を落としてくれえええええ!」と叫んでるに等しい。なのでまずそれを避けるために動きながら撃つことは最低限心がけてほしい。
と言ってもただ動くだけではダメだ。
動画のように動いておけばとりあえず最悪の事態は免れる。敵が攻撃で使用した爆弾は500㎏爆弾×4であり4発中2発命中で対空戦車は破壊されるのだが、回避行動をとったたため直撃を1発に抑えた。(なぜかまた前進したので、それがなければ1発も直撃しなかったと思われる)おまけに動画の対空戦車の武装は対歩兵戦闘を意識した武装なので、対空特化した武装であれば撃墜できていたかもしれない。
またこの回避行動で大切なことは
敵爆撃機の進行方向と垂直の方向に回避
これは対航空機で最も力強く学んでほしいことだ。理由は「航空機は横偏差が難しい」からだ。
爆撃機の進行方向と平行方向での偏差は緩降下・急降下で調整が可能なため集弾させたりばらけさせたりは楽なのだが、高速で移動する航空機にとって垂直方向での偏差、つまり着弾地点の調整は難しい。というかほぼ不可能に等しい。少なくとも全弾直撃なんて事態は避けられる。あと重要なことだが、逆もしかりで
敵爆撃機の進行方向と平行の方向に回避は絶対にNG
なぜなら先述した通り縦の着弾地点の調整は緩降下・急降下、減速・加速でいくらでも調整できる。敵爆撃機が怖いからと言って後ろに下がってはいけない。
常に進行方向と垂直の方向に避けることを心がけよう。ADS視点でわかりにくいかもしれないが上の動画での2機目の重戦闘機の爆撃の避け方をぜひ見てほしい。
これは対空戦車に限った話ではなく、爆撃機に対してスペック不利な戦車や歩兵に関しても同様の回避行動で致命傷を負わずに済むことが多い。大切なことなのでもう一度言うが、
敵爆撃機の進行方向と垂直の方向に回避
しよう。これだけでぐっと生存率が伸びる。対空戦車の対爆撃機戦闘において、爆撃さえ回避してしまえば対空戦車が一方的に撃ち放題だ。この回避術を身につければむしろ爆撃機もカモである。ただし繰り返しているとじわじわ対空戦車側の耐久値が削れていくため、こまめに補給所に行こう。
※ただし、スピットファイアVBやモスキートの装備するRP-3無誘導ミサイル x8は対空戦車に対する絶対的アンチである。本格的に被弾する前に遠距離からミサイルで全弾クリティカルヒットで70ダメージ前後を対空戦車に対して叩き出せる。しかし弾速が遅いので上記と同じ挙動で回避できる。
また同じく苦手なものとしては直撃一撃の爆弾だ。まぐれでも直撃すれば一撃なのでワンチャン横偏差が合う可能性がある(ここに関しては私も航空機側を弱体化するべきだと思っている。特に4000lb爆弾)
◎対歩兵戦闘
対歩兵戦闘ももまた対空戦車の得意分野である。もちろん対空戦車の武装は射程が長いので遠距離からの狙撃に向いている。と思われがちだが、実は
近接対歩兵戦闘もめちゃくちゃ強い
対空特化となれば少し話が変わるが、対空戦車の専門技能は対歩兵戦闘を意識した装備がたくさんある。もちろん無謀な突撃は度の戦車でも愚かだが、強烈な対歩兵制圧力を持ちつつ中戦車並みの装甲と機動力があるので、歩兵数人ぐらいなら突破することが可能だ。少なくとも
自拠点で芋るには非常にもったいない対歩兵制圧力を持つ
そう対空戦車だからと言って安全地帯で籠る言い訳にはならない。目標にもちゃんと絡めるだけの武装があるのだ。もちろん戦車や突撃兵に囲まれるとかなり厳しいが、それはどの戦車も同じである。
一例だが、バレンタイン対空戦車はスポットフレアで索敵しつつ歩兵に対して制圧射撃ができるので拠点攻略の際にかなり強い。
また、Ⅳ号対空戦車はスモークランチャーやSマインランチャーなどで近接対歩兵戦闘や自衛が得意な機体を作り上げられる。
動画を見ればわかるのだが、思ったよりしぶとく戦えることがわかるだろう。見た目や偏見のせいでもろいと思われがちだが、中戦車(バレンタイン戦車やⅣ号戦車)並みの装甲がある事実を忘れがちだ。
もちろん対地に夢中になって敵の戦闘機を自由にさせたり爆撃機に破壊されてしまったら話にならない。まずは味方の航空部隊とともに制空権を確保しよう。
◎対戦車戦闘
スモーク撒いて逃げろ
〈その他〉
その他の対空手段としては、戦車の主砲で航空機を打ち落とすことだろう。
直撃すればほぼワンパンだ。また徹甲弾などの初速の早い高速弾だと撃ち落としやすいだろう。ちなみに最も偏差が必要ない主砲はリトルジョンアダプターを搭載したスタッグハウンドである。偏差撃ちに自信がある戦車乗りは狙ってみよう。むしろうまい人なら対爆撃機に関しては対空戦車使うより手っ取り早いが、対戦闘機はやはり対空戦車のほうが強い
また、対空MMGも選択肢には入る。
ちなみにギュンターくんである。ファイアーストームのトレーラーで見せた彼のかわいい走り方はファンを増やしたことだろう。
多くのMMGに対航空機ダメージを増加させる専門技能がある。前環境ならまだしも現在は航空機に入るダメージが弱体化されたため、あまり効果的な手段とは言えない。
#BFV 対空射撃の鬼 pic.twitter.com/NttKZOEdHx
— 秀明 (@Hideaki_Non) November 25, 2018
ただしこのような人間国宝級のプレイヤーもいる。(弱体化前とはいえもはや人外レベルである)
そしてAT教団ご用達の対空パンツァーファウスト、対空PIATが挙げられるだろう。
当たればほぼワンパンである。
緩降下爆撃を仕掛けてくる爆撃機や低空で機銃掃射を仕掛ける戦闘機を狙ってみよう。パイロット歴は長いのだが2日に1回ほどパンツァーファウストに撃ち落されるので、割と有効で実用性があるといえるかもしれない。少なくとも撃たれると「なんかやべえやついる」ってなる。