BF 109 G-6
◎専門技能編
◎立ち回り編
上の動画のようにこちらの意図を把握した熟練パイロットも深追いせずに一度離脱するので、形勢逆転といかなくても修理する時間を稼げる。緊急修理系統がない本機ではかなり生存率を高めてくれるだろう。
◎欠点解説
◎総評
BF 109 G-2
BF 109 G-2
空対空戦闘の手段の多さ、安定した対地火力、軽快なロール性能。イギリス航空機にとっての恐怖の象徴がBF 109 G-2である。
対空火力を伸ばすか対地攻撃を強化するかで専門技能が分かれると説明しておく。
◎専門技能編
初期装備
メイン 7.92mm機関銃×4
サブ なし
装備1 緊急修理
装備2 フレア
初期の機銃もそこそこ対空火力があり、対地機銃掃射もそれなりに強い。敵機を迎撃しつつフレアで索敵しよう。
パターン① おすすめ
機関砲やロケット、レーダーを積んで対空を強化する専門技能ツリー。と言いつつ対地も反対側のツリーより強い。
ランク1の7.92mm機関銃 x2 & 20mm砲 x2
初期装備の7.92mm機関銃4門のうち2門を単発威力の高い20㎜砲に置き換える。また20mm砲はサブとして装備される。メインの軽機関銃は2門になるため火力が半減するが、それ以上に20㎜砲の威力はすさまじく、当て続ければ極めて高い火力が出る。
動画のように当て続ければかなりのダメージが入る。しかし弾道落下が激しいため旋回中に当て続けることはやや慣れが必要。
当てにくい時はメインの軽機関銃に切り替えるなどして工夫しよう。
また対歩兵に関してもやや当てにくいものの1発60ダメージと2発キルなので慣れれば歩兵もばんばん狩れる。
ランク3の自動前縁スラット
名前と説明だけ聞けば旋回性能が良くなりそうだがしない。ロール性能が上がる。なので旋回合戦で特に有利になるなんてことはないが、ロール性能が上がることにより旋回そのものを開始するのが早くなるため、ヘッドオン時などのすれ違い後の戦闘で若干有利となる。
ランク4のWFR-GR 21 x2
対地、対空の両方で非常に強力なロケットを2発装備する。まっすぐと照準通りに飛ぶため対歩兵はもちろん対空砲処理においても非常に頼もしい。また空対空ロケットとしても優秀で、全盛期に比べれば弱体化されたものの相変わらず直撃させると大ダメージを叩き出せる。また近接信管の判定が理不尽なほどに甘く、多少外しても起爆してくれるので、わたしのようなエイム弱者にとっては非常に助かる。
動画のようにあまりにひどくエイムがさえない日でも当たってくれる頭おかしいロケットだ。ちなみに筆者は棒立ちする敵のスナイパーに近距離でトンプソン50発すべて外すほどのエイム弱者であり、戦闘機でもそれが露骨に表れるのでつらい。
ただしこのロケット、対戦車火力はほぼ出ないため嫌がらせ程度しかできない。(よくて30ダメージ前後)
パターン②
索敵カメラでスポット支援しつつ対空・対歩兵をこなす専門技能ツリー。しかし対空火力も対歩兵火力もパターン①のほうが強い。
ランク3の50㎏爆弾×2
対歩兵向けの軽量爆弾を2発装備する。扱いはスピットファイアVAの250lb爆弾とほぼ同じだ。爆撃照準等はないため繰り返し爆撃して感覚をつかもう。機銃掃射しながら頭上で爆弾を投下してやろう。慣れてくれば空対空爆撃なんてのも可能だ。しかしこの爆弾でできてロケットにできないことが少ないので明らかに見劣りする。
ランク4の索敵カメラ
うまく使えばマップ全体がスポットできるカメラ。機体下部のカメラ視点に切り替わり、5回もシャッターを切れるスポットスコアもそこそこ入るので分隊スコア稼ぎ要員としても優秀。また、敵の設置した出撃ビーコンや地雷までスポットするので裏取り処理に苦しむ分隊員や、地雷にハラハラしてる戦車兵の救世主になれるかもしれない。
◎立ち回り編
普通に戦闘機として立ち回ればよい(詳しくは本編記事参照)
強いてイギリス戦闘機との比較をするならば、継続火力はスピットファイアVAのほうが上だが、こちらはロケットでワンチャンある上にロール性能もBF 109 G-2に軍配が上がるため一概にどちらが有利などとは断言できない。
また20㎜砲とロケットでブレニムやモスキートを一方的に狩れるため、率先して迎撃しよう。もちろん先にスピットファイアを駆逐してからだが。
◎欠点解説
と言ってもこの機体特有の欠点などはなく、戦闘機としての欠点として対空戦車に無力なことが挙げられる。味方爆撃機や地上部隊が破壊してくれるのを待とう。
◎総評
対空、対地ともに安定した火力が出る上に機動性もいいので全体的に高いスペックを持つ。スピットファイアとの熾烈な制空権争いを制しよう。
モスキートMKⅣ
モスキートMKⅣ
戦闘機をも凌駕する対空火力と戦闘機すら追いつけない速度、爆撃機を彷彿させる爆撃能力を兼ね備えた重戦闘機。それがモスキートMkⅣだ。
本機は専門技能ツリーによって個性が全く変わってくる上にわたしの愛機なので、少々長くなる。どれも一長一短だ。
◎専門技能編
初期装備
メイン LMG
サブ なし
装備1 緊急修理
装備2 250lb爆弾×4
初期装備のLMGがすでに4連機関銃なので対空火力も高く、爆撃能力もある。対空と対歩兵をこなそう。また250lb爆弾×4もうまく当てていけば対戦車もできる。
パターン① おすすめ
サクソフォン気筒で最高速度を高め、イスパノ20㎜×4の高火力で一撃離脱に徹する重戦闘機らしさが活かせられる専門技能ツリーだ。ただし対戦車能力は一番低い。
ランク1のサクソフォン気筒
機体の最高速度と加速力をガン上げする技能である。その加速力はともかく、最高速度はすさまじく戦闘機ですら追いつけない。特に無駄な旋回を省き直線的な機動をすれば、敵がナイトロなどを積んでない限り速度で振り切れてしまうこともある。また、重戦闘機らしい一撃離脱戦法において欠かせない技能である。ただしエンジンが部位破壊されると速度が全く出ずにただの大きな的になってしまう。
ランク2のイスパノ20㎜×4
2門ですら破壊力抜群のイスパノ20mmをなんと4門もつけてしまう。
イギリス航空機の機銃の中では最強火力を誇る
ドイツ軍で一番硬いJu88ですら2秒くらいで削りきってしまう。もうほんと瞬殺レベル。しかも対歩兵ダメージも凄まじく、1発60ダメージ前後の榴弾が4発も同時に飛んでくるので、こちらも瞬殺。しかし欠点も明確で、装弾数が150発と少ないことと、弾道落下と拡散が割とありオーバーヒートまでも短いので、ロールしまくる敵機や動き回る歩兵に当てるには慣れが必要だ。爆撃機のような的が大きく動きの遅い航空機なら一方的に撃墜できる。
またサクソフォン気筒による最高速度とイスパノ20㎜×4の高火力の相性は素晴らしく、爆撃機だけでなく戦闘機すら粉砕できる一撃離脱戦法の根幹をなす。一撃離脱戦法については本編記事や立ち回り編で解説。
パターン②
6ポンド砲という万能な装備と4000lb爆弾という最強の対戦車装備を両立させた攻撃力全振りの専門技能ツリー。ただし防御力は全ツリーで最も弱い。
ランク2のQF 6ポンド砲
対戦車、対空、対歩兵のどれにも強力な汎用性の高い対戦車砲。史実通りフルオート射撃ができる上にレートも早いため下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる戦法ができる。似たような装備にJu88Cの75mm腹部法があるが、あちらより単発威力が低い代わりにレートが早い。対戦車威力はまちまちだが後述する4000lb爆弾と両立できるためあまり大きな問題にはならない。対空威力も頼もしく、爆撃機なら2~3発、戦闘機なら2発で撃墜が可能なため非常に強力。対歩兵も戦車の主砲並みに効果的なのでまさに万能装備だ。
緩降下爆撃の要領で行おう。詳しくは本編記事で解説済みだ。
ランク4の4000lb爆弾
なんとも頭の悪そうな重量である。現在実装されている爆弾で最も対戦車威力が高く、直撃で破壊できない戦車はない。なお4000lb爆弾特有の特徴として着弾してから爆発するまで遅延があり、1000㎏爆弾などよりは多少偏差がいるが誤差の範囲といえよう。なお上方向への爆風もすさまじいため、遅延を過信して自爆しないように注意。
パターン③
素早く遊撃し、戦車をミサイル+500lb爆弾コンボで確殺していくスタイルに向いてる。ただし対空性能は最弱でサクソフォン気筒を活かしきれてない。
ランク2のRP-3無誘導ミサイル
無誘導ミサイルを怒涛の8発撃ち込める装備。弾道が素直でほぼ照準通りに飛ぶためすごく当てやすい。もちろん歩兵の群れに撃ち込めばキルも狙えるが、全弾うまく当てれば重戦車にすら70ダメージ前後を叩き出せる。対空砲に関しても本格的に被弾する前に制圧できるためなかなか頼もしい。しかも爆弾等と違い補給の際のリロードがなぜか短いため、本気の機動力と噛み合って継続的な対戦車火力が出るのも魅力だ。ただしドイツ軍機の装備するロケットと違い近接信管がないため、対空兵器としては使い勝手が悪い。
ランク4の500lb爆弾×2
対戦車に有効な中量爆弾。確実に当てれば軽戦車クラスなら片道で破壊可能。この技能自体の性能はともかく、これとミサイルを両立させることで戦車確殺コンボができ、爆撃機並の対戦車能力を手に入れられることが強みだ。
ただしこのツリーはサクソフォン気筒が防衛面でしか活かされてないため、少々もったいない。
◎立ち回り編
重戦闘機は戦闘機を超える高火力をもち、機体によっては戦闘機すら追いつけない高速の双発機だが、旋回性能は戦闘機に劣る。そのため旋回合戦である格闘戦に持ち込まれると不利である。そのため戦闘機とは異なる立ち回りが必要だ。
重戦闘機は直線的な機動が得意である。逆に言えば曲線的な機動は苦手だ。そのため敵戦闘機の後方をついたら旋回合戦に持ち込まれる前に持ち前の火力でねじ伏せる必要がある。そこで有効なのが一撃離脱戦法だ。
撃墜できたか否かの結果に関わらず離脱することが重要だ。戦闘機は曲線的な動きは得意だが直線的な動きは苦手だ。存在に気が付いた戦闘機が旋回してくる前に一直線に離脱すれば状況はリセットされる。
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また状況が有利なら格闘戦にちょっかい出すのもあり。味方機の後ろをついてる敵機を狙おう。しかし後ろをつかれたら死を意味するので警戒は怠らないように。
6ポンド砲に関しては実戦で偏差になれるしかない。一番重要なのは深追いしすぎないことだ。当たらない、偏差が合わない、破壊しきれないと思ったらすぐに離脱して体制を立て直そう。
またパターン②はサクソフォン気筒による速度上昇がないため、自衛に工夫が必要となる。いろいろな防衛機能があるがわたしが好んで使う機動は失速機動だ。
動画のように減速し続けることで空中であえて失速し、敵戦闘機にとって予測の難しい挙動をすることだ。多くの戦闘機はこれだけでとりあえずは撒くことができる。状況に応じてそのまま離脱したり後ろを取って反撃するとよい。なおパターン②以外のサクソフォン気筒を取ったルートでもエンジン無力化された際に最終手段として使える。エンジン修理の時間を稼ごう。
◎欠点解説
重戦闘機ならではの欠点として防御手段が非常に乏しいことが挙げられる。サクソフォン気筒で速度が上がったところで時間をかければ撃墜される。そのため先手を打たなけば負ける。旋回性能ではどうひねっても戦闘機には勝てないため、旋回合戦や格闘戦に持ち込まれるとほぼ確実に負ける。
◎総評
圧倒的な攻撃能力を持つが防御力は皆無に等しく立ち回りをミスればすぐに死ぬ。先手必勝も甚だしい航空機だ。敷居は高いものの使いこなせれば戦闘機を超す対空能力と爆撃機に負けぬ対地能力を両立させることができる。
ブレニムMKI
スポットの少ない今作において優位性を保証する索敵カメラによる戦況の把握。他の英国軍航空機にはない特徴を持つブレニムMKIは偵察機として味方支援と敵歩兵の排除に徹することができるだろう。
◎専門技能編
初期仕様
メイン 303機関銃
サブ 40lb爆弾×8
装備1 緊急修理
装備2 なし
歩兵の集団に爆弾を投下して敵歩兵を駆逐しよう。対戦車能力はないので注意。
パターン① おすすめ
偵察機として味方の地上兵を支援しつつ支援爆撃ができる専門技能ツリー。
ランク1のレーダーパッケージ
他の機体でも紹介したものと同じ性能で、自機の周囲の一定範囲の航空機をスポットする。偵察機という特性上、高高度を飛行していることが多いが、もし敵機に攻撃されてる味方機がいたらすぐさま援護に向かおう。味方がもしレーダーを装備してない航空機なら、敵機をスポットするだけでもかなり手助けになる。
ランク2の索敵カメラ
うまく使えばマップ全体がスポットできるカメラ。機体下部のカメラ視点に切り替わり、5回もシャッターを切れる。少なくとも30秒に1回はマップを撮影したい。イメージとしてはマップ上空を鳶のように旋回しつつパシャパシャと撮影していくのが強い。スポットスコアもそこそこ入るので分隊スコア稼ぎ要員としても優秀。また、敵の設置した出撃ビーコンや地雷までスポットするので裏取り処理に苦しむ分隊員や、地雷にハラハラしてる戦車兵の救世主になれるかもしれない。同じランク2の中央ツリーにある303機首銃座機関銃×2も強いが、スポットカメラの価値を考えれば捨てざるを得ないだろう。ブレニムMK IFの下位互換になるからだ。
メインの機銃を重機関銃に強化するので、初期仕様の約2倍のダメージになるが、これが侮れない火力。特に戦闘機など装甲が薄い航空機にはかなりのダメージが入る。少なくとも味方航空機の護衛には十分すぎる火力だ。また榴弾であるためスプラッシュダメージが入るので地上兵に対して範囲攻撃が可能となる。ただし有効範囲は広くなく300発しか装備してないため正確なエイムが必要となる。
パターン②
偵察機ではなく地上支援機として立ち回れる専門技能ツリー。ただし役に立つかは味方依存な部分が多い。
ランク1の補給品展開
歩兵用の補給物資を投下する専門技能。照準等はないため正確な投下は難しいので低空飛行などするして工夫しよう。特に拠点外など補給物資が付近にない場所にばらまくといい。あまり使ってくれないが。。。フレンドに地上兵からの光景を録画してもらったので見てもらいたい。
かわいい
ランク4の空中投下
端的に言えば分隊員以外でもリスポーンが可能となる技能。ただし後部座席などにリスポーンするのではなく空中スポーン→パラシュート投下という形になる。Hamada等マップの初動で重要拠点上空を飛び味方をスポーンさせたりできかなり強力だが、範囲外に出撃してしまいそのまま敵前逃亡扱いで死んでしまう味方がたまにいるので、この技能を付けてるときは立ち回りを気を付けよう。
また、同じくランク4に存在する地雷投下についても一応解説
ランク4の地雷投下
初期から装備していた40lb爆弾×8を捨て、替わりに地雷を空からバラ撒けるというインパクトのでかい技能。ブレニムMKIで唯一対戦車ができる技能。スツーカB-2が撒ける地雷は5個だが、なんと15個の地雷を一斉にばら撒ける。もはや地雷原である。うまい戦車乗りはさすがに対策するが、不注意な戦車はそのまま踏んで爆散してしまうことも。補給所やリスポーン地点にばら撒くのも嫌らしい。ただしあまり考えずにばら撒くのは厳禁。味方戦車のそばにばら撒いたりなんかすれば、誘爆して敵のキルを誘うことになるのでもはやトロールの域だ。それにバグか仕様か地雷投下してる最中に対空砲を受けると空中で地雷が誘爆してしまい、ブレニムごと爆散して事故死してしまうので注意。対歩兵が一切できなくなる上に自爆したり味方に迷惑がかかってしまうこともあるので扱いはかなり難しく、あまりオススメはできないが、使いこなせば敵戦車乗りは発狂ものだろう。(実は初期の40lb爆弾×8は緩降下爆撃などでより集弾率を上げれば軽戦車程度なら70ダメージを無理やり叩き出せてしまうので、慣れてしまえば対空強化を捨ててまで受動的な地雷投下を選ぶ必要はない気がする)
◎立ち回り編
爆撃機のような立ち回りは推奨できない。偵察機なので敵機や対空砲から攻撃されにくい自陣よりの高高度から索敵カメラで敵の位置を知らせ、もし裏どりを試みる敵分隊がいれば急降下して爆撃しよう。もちろん対空砲をスポットしたら積極的に壊しに行こう。
また、本機は偵察機であるため全く対戦車できないと思われがちだが、装備している対歩兵向けの40lb爆弾×8も緩降下爆撃等で着弾地点を絞り全弾直撃させれば重戦車にも70ダメージ前後無理やり叩き出せることも手段の一つに入れておこう。
◎欠点解説
結論から言えば存在が欠点と言える。あくまで偵察機なため、爆撃機枠としては対戦車火力が足りず、戦闘機枠としては対空性能が足りない。つまり味方航空機に対空も対戦車も丸投げすることと同義だ。もちろん索敵カメラの味方への恩恵と影響力は無視できないが、それにしても味方航空機にかける負担が大きすぎるため、Fjell 652などの航空機の枠が多く戦車が少ないマップでなら安心して使えるだろう。
◎総評
偵察機として敵の位置を暴き味方を支援することで戦況を動かしうるポテンシャルを持つものの、機体自体の性能の低さがネックとなるため簡単そうで実は難儀な航空機だ。味方が有能であればあるほど輝くので、チームの戦況を見て使おう。
ブレニムMK IF
ブレニムMK IF
直撃させれば重戦車すらスクラップにする爆撃火力、多少の対空砲火ならびくともしない装甲、カバー範囲の広い強力なガンタレット。それらを兼ね備えたブレニムMK IFはドイツ戦車を恐怖におびえさせるだろう。
ここでまず後部機銃についての説明をしよう。
図からわかるように、機銃の火力はやや低めだがカバー範囲が広く死角が少ない。3番席まで装備すれば死角が非常に少なくなる。特に下部銃座も腹部銃座も横は360°回転できるため、非常に強力だ。敵戦闘機が後部機銃の射角に入るように立ち回ればいい。死角に入った場合は席を移るか操縦席に戻り旋回するなどして戦闘機を死角から追い出そう。慣れてない戦闘機なら返り討ちにできる。
この機体も例外なく専門技能次第で性格が大きく変わる。専門技能を見てみよう。
◎専門技能編
初期装備
メイン 303機関銃
サブ 500lb爆弾×4
装備1 緊急修理
装備2 なし
初期装備の500ポンド爆弾は重戦車にうまくすべて当てれば(正確には4発中2~3発直撃)片道で破壊できる。敵戦車を破壊しつつ余裕があれば歩兵も倒そう。なおメインの303機関銃は威力が低い上に左翼から射撃するため当てにくいので対空性能は期待できない。
パターン① おすすめ
このツリーは対戦車・対歩兵戦闘を意識した専門技能ツリーだ。また対空防衛性能も高いためそれなりに自衛も期待できる。
ランク3の40lb爆弾×8
対歩兵に有効な小範囲の爆発を起こす爆弾を8発投下できる技能。まとめて投下する事で総合的な爆発範囲が広くなるため、爆撃照準内の歩兵を吹き飛ばすことができる。装甲車両に対するダメージは期待できないが、緩降下爆撃などで着弾地点を絞り込めば無視できないダメージを叩き出せる。
ランク4の303機首銃座機関銃×2
簡単にいえば3番席を操縦席の下部に取り付け、3人乗りにする。すでに3番席があるJu88の機首銃座は後方にしか射角がないが、ブレニムの機首銃座は360度回るため前方も射角に入る。また常に地面を向いているため対歩兵に機銃掃射もアリ。
一応同じランク4の技能も解説
ランク4の1000lb爆弾×2
500lb爆弾×4を取り除き、対戦車威力の高い1000lb爆弾を2発投下できる技能。ところでこんな質問が予想できる。「ドイツの爆撃機Ju88は500kg爆弾4つも落とせるけど?」 たしかに爆弾の単位が違うとはいえ総合対戦車火力はJu88の方が高い。バラバラと対戦車爆弾を4つも撒き散らかすJu88は戦車乗りの恐怖を煽る。しかしブレニムのこの技能はあちらと違い1000lb爆弾をほぼ同時に2発落とすので確殺率が高い。しかし総合火力は初期装備の500lb爆弾×4とあまり差がないため、対空防衛性能を高める303機首銃座機関銃×2のほうを優先した。
パターン②
レーダーや強化エンジンを積み、前方火力を増すことで夜間戦闘機としての立ち回りができ、対戦車をしつつも敵の爆撃機や急降下爆撃機を迎撃できる。
ランク1のエンジンアップグレード
エンジン強化により加速力と最高速度が上がる。敵機と戦う時に活用できるだけでなく、戦車や対空砲を素早く爆撃して逃げるという遊撃スタイルに向くだろう。
ランク4の303機関銃×4
これはおもしろい技能だ。爆撃機のくせに戦闘機並みの火力を前方機銃から出せる。つまりスピットファイアVAやモスキートの初期仕様の機銃とほぼ同じ威力のものを撃てる。(ただしVAの機銃とは拡散率が違うためダメージモデルも多少変わる) レーダーやスモークもついているので積極的に制空権争いに参加できるようになる。ただし旋回性能はあくまで爆撃機なので敵戦闘機との戦闘では不利なことに変わりはない。
◎立ち回り編
基本的には本編記事でも解説した緩降下爆撃による対戦車であろう
また、この航空機の強みは航空機に乗れない人とも分隊行動ができることであろう。具体的には2,3番席に分隊員に乗ってもらい、対空攻撃が可能なのだ。うまく息が合うと戦闘機並に火力が出る。
また、礼を言ったりたまにはラストキルを譲るなど、協力する味方への感謝とその労力への見返りを用意することも大事だ。
◎欠点解説
残念ながらこの機体はほぼすべてのドイツ軍航空機に対して空対空戦闘はスペック不利である。またシュトゥーカB2の37㎜ボルトカノーネやBF 109のロケット、Ju88Cの20㎜4連腹部マウントなど、ブレニムを反撃の機会すら与えずに瞬殺する手段が多いため、味方戦闘機への依存度が高い。
◎総評
対地攻撃のオプションが多く敵戦車や歩兵の駆逐能力においては最強格であるが、対策されると即死するピーキーな航空機と言えよう。また航空機では珍しい航空機に乗れない味方と分隊行動できる点も特筆に値する。
モスキートMKⅡ
モスキートMKⅡ
戦闘機をも凌駕する火力と、爆撃機を彷彿させる爆撃能力を両立させているマルチロール機であり、先手を打ち続ける限り万能機であり続ける。それがモスキートMKⅡである。モスキートMKⅣの下位互換などと言ってはいけない。あとノーズアートのサメちゃんがかわいい
※なお最新のアプデでサメちゃんノーズアートがMKⅣに移されたため、何も取り得がないクソ航空機となってしまった模様
この機体も専門技能次第で大きく性格が変わる。サメちゃんかわいい
◎専門技能編
初期装備
メイン LMG
サブ なし
装備1 緊急修理
装備2 250lb爆弾×4
初期装備のLMGがすでに4連機関銃なので対空火力も高く、爆撃能力もある。対空と対歩兵をこなそう。また250lb爆弾×4もうまく当てていけば対戦車もできる。
パターン① おすすめ
ミサイルで対地能力を高めつつ高高度パッケージで生存率を高める専門技能ツリー。メインのLMGの連射力も上がるため対空火力も魅力だ。サメちゃんがかわいい
ランク2の高高度パッケージ
この専門技能を装備すれば普通より100mほど高くを失速できずに飛行できる。「高く飛んで意味あるの?」と思われそうだが、防衛手段が貧弱なモスキートにはこれが助かる。後方から敵機に追いかけられた際に敵機より100m高度を上げることで、深追いした敵機を失速させた上でオーバーシュートさせることができる。これで1発逆転できる。ただ現実としてその高度にたどり着く前に溶かされてしまうため、常に後ろを取られまいと警戒するべきだ。
ランク3の軽量化パッケージ
名前と説明だけ聞けば旋回性能が良くなりそうだがしない。ロール性能が上がる。なので旋回合戦で特に有利になるなんてことはないが、ロール性能が上がることにより旋回そのものを開始するのが早くなるため、ヘッドオン時などのすれ違い後の戦闘で若干有利となる。ただしそもそも旋回性能が低い本機で格闘戦に持ち込むこと自体がリスキーなので防衛機動の際に活きる
ランク4のRP-3無誘導ミサイル
無誘導ミサイルを怒涛の8発撃ち込める装備。弾道が素直でほぼ照準通りに飛ぶためすごく当てやすい。もちろん歩兵の群れに撃ち込めばキルも狙えるが、全弾うまく当てれば重戦車にすら70ダメージ前後を叩き出せる。対空砲に関しても本格的に被弾する前に制圧できるためなかなか頼もしい。しかも爆弾等と違い補給の際のリロードがなぜか短いため、本気の機動力と噛み合って継続的な対戦車火力が出るのも魅力だ。ただしドイツ軍機の装備するロケットと違い近接信管がないため、対空兵器としては使い勝手が悪い。ちなみにこれを装備すると250lb爆弾×4を取り外すが、総合対戦車火力はそれほど変わらない。同じランク4に50口径ブローニング×2があるが、採用価値を見いだせない
パターン②
レーダーを装備し、イスパノ20㎜×4で爆撃機絶対殺すマンとなる専門技能ツリー。性能自体は優れているのだが、モスキートMKⅣに完全上位互換ルートがあるためおすすめから外した。実はおすすめしたほうもほぼMKⅣの下位互換である。でもノーズアートはこちらのほうがかわいい
ランク4のイスパノ20mm×4
2門ですら破壊力抜群のイスパノ20mmをなんと4門もつけてしまう。イギリス航空機の機銃の中では最強火力を誇る。ドイツ軍で一番硬いJu88ですら2秒くらいで削りきってしまう。もうほんと瞬殺レベル。しかも対歩兵ダメージも凄まじく、1発60ダメージ前後の榴弾が4発も同時に飛んでくるので、こちらも瞬殺。しかし欠点も明確で、装弾数が150発と少ないことと、弾道落下と拡散が割とありオーバーヒートまでも短いので、ロールしまくる敵機や動き回る歩兵に当てるには慣れが必要だ。
なお動画の機体はモスキートMKⅣであるが、機銃の性能は同じである。これより火力の高い機銃がドイツ軍にあるのだ。
◎立ち回り編
本機の立ち回りとしては、とにかく後ろを敵に取らせないことが最低条件となる。というか後ろを取られた時点でほぼ死んだも同然だと覚悟しよう。おすすめルートであれば基本的にスピットファイアVBと同じだが、戦闘機のような旋回性能もない上に爆撃機とは違い防衛火器がないためより慎重に。
◎欠点解説
とにかく防衛手段が少なく汎用性が低いことが挙げられる。高火力は魅力的だが、モスキートMKⅣのほうが高火力を活かせる専門技能ツリーなため、本機は扱いが非常に難しい。ズバリ言えばモスキートMKⅣより優れている点が少ないため、DICEの調整をまとう。
◎総評
ToWで追加されたモスキートMKⅣにいいところを持っていかれた可哀想な機体である。愛を持って使ってあげよう。ノーズアートのサメちゃんがモスキートMKⅣのノーズアートよりもかわいいという点では優れている。はずだったのだがそれすらもう失ったためもはやよくわからないビークルである。DICEはこいつに親でも爆撃されたのだろうか。
スピットファイアVB
戦闘機ならではの速度と旋回性能、対地から対空までこなせる安定した火力。そして戦闘機ながら対戦車攻撃手段を得たことで万能機へのポテンシャルを持たせくれるのがスピットファイアVBだ。
◎専門技能編
初期装備
メイン 20㎜イスパノ×2
サブ なし
装備1 緊急修理
装備2 フレア
20㎜イスパノ×2は高火力だが反動が大きく弾道落下も激しいためエイムしにくい。当てやすい爆撃機を狙い迎撃しつつフレアで地上の味方のために敵をスポットしよう。
パターン① おすすめ
正直に言えばどのルートをとってもVAには対空火力が劣る。しかしこのツリーだと戦闘機とは思えない対戦車能力を手にする。
ランク1の50口径ブローニング×2
航空機や地上の軽装甲車に有効な50口径ブローニングを2門、サブとして装備。性能自体と言うより、サブに装備されることに意味がある。というのも初期装備の20mmイスパノの装弾数が少ない。20㎜イスパノの威力は悪くないが、200発しかない上に弾道落下が激しく当てにくいため、すぐ弾切れしてしまう。なのでサブに300発の50口径ブローニングがあるのは非常に継戦能力が上がる。それでも合計500発しかないので無駄うちは禁物。20mmイスパノも50口径ブローニングも歩兵に対して威力が高いので制空権取ってしまったら機銃掃射してみるのもアリ。特に50口径ブローニングは歩兵2発キルな上に弾道が素直で当てやすいので対空対地ともに精密射撃ができるようになる。
ただし対空火力はVA似は劣るためやや物足りない感じは否めない
ランク3のナイトロ
一時的にエンジンパワーを増大させることで航空機の速度が上がる技能だ。詳しい説明はめんどくさいので一言で言えば旋回性能が上がる。そう、ぐるぐると非生産的な旋回合戦になりがちな格闘戦にこれで大きく強気に出ることができるのだ。もちろん対空砲火から逃げる際など直線的な機動の際にも使える。
ランク4のRP-3無誘導ミサイル×8
無誘導ミサイルを怒涛の8発撃ち込める装備。弾道が素直でほぼ照準通りに飛ぶためすごく当てやすい。もちろん歩兵の群れに撃ち込めばキルも狙えるが、何より戦闘機とは思えない対戦車能力を手に入れられる。全弾うまく当てれば70ダメージ前後を叩き出せる。むろん本職である爆撃機と比べれば決定力にかけるが、戦闘機としての対空火力と旋回性能を保持しながらこの対戦車装備を両立できることがとても贅沢な強さだ。この欲張りさんめ。対空砲に関しても本格的に被弾する前に制圧できるためなかなか頼もしい。しかも爆弾等と違い補給の際のリロードがなぜか短いため、本気の機動力と噛み合って継続的な対戦車火力が出るのも魅力だ。ただしドイツ軍機の装備するロケットと違い近接信管がないため、対空兵器としては使い勝手が悪い。
パターン②
右ルートに比べれば対空を意識したツリーだ。VAとの差別化を図るためにランク4は装甲同部をとりフレアを残すことで索敵能力を活かせられる。苦し紛れ
ランク2の303機関銃×4
つまりスピットファイアVAの初期装備と同じものをサブ枠で装備する。これで当てにくいが高火力のイスパノと当てやすいが低威力の303軽機関銃の使い分けが可能となるため、パターン①のルートに比べれば対空能力があがる気がするだけ。
ランク3の改良型動翼
名前と説明だけ聞けば旋回性能が良くなりそうだがしない。ロール性能が上がる。なので旋回合戦で特に有利になるなんてことはないが、ロール性能が上がることにより旋回そのものを開始するのが早くなるため、ヘッドオン時などのすれ違い後の戦闘で若干有利となる。
◎立ち回り編
戦闘機としての立ち回りは言うまでもないが、多くの人が選ぶであろうミサイルを積んだルートであれば当然対戦車としての立ち回りが求められる。
動画のように、基本的には敵戦車上空と補給所の間を往復しつつミサイル攻撃を仕掛けることだ。またミサイルのリロードは爆弾等より短い上に戦闘機ならではの機動力を活かして敵戦車が修理を終える前に攻撃できる点は特筆に値する。そのうえナイトロを装備しているため、対空戦車の被弾を減らしつつ高速で攻撃→離脱の流れを遂行できる。
旋回性能が低く戦闘機で対策されると瞬殺される爆撃機と違い、スピットファイアVB は戦闘機ならではの旋回性能を持ち合わせているうえにナイトロを装備することで格闘戦における絶対的優位性を誇るため、爆撃機よりも生存しやすいのも利点だ。
◎欠点解説
本気の欠点としては、立ち回りをミスれば「中途半端」で終わることだろう。火力はスピットファイアVAに足りない上に対戦車能力は爆撃機や重戦闘機には劣るため、一層しっかりとした立ち回りが求められる。
◎総評
多少の対空火力を犠牲に対戦車能力を手に入れた戦闘機と言えよう。立ち回りは難しいが乗り越えた先には機動力のある万能機としてどの航空機にもない強さを発揮することであろう。