モスキートMKⅣ

モスキートMKⅣ

 

 

 戦闘機をも凌駕する対空火力と戦闘機すら追いつけない速度、爆撃機を彷彿させる爆撃能力を兼ね備えた重戦闘機。それがモスキートMkⅣだ。

 

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本機は専門技能ツリーによって個性が全く変わってくる上にわたしの愛機なので、少々長くなる。どれも一長一短だ。

 

 

 ◎専門技能編

 

 

初期装備

 

メイン  LMG

サブ   なし

装備1  緊急修理

装備2  250lb爆弾×4

 

 初期装備のLMGがすでに4連機関銃なので対空火力も高く、爆撃能力もある。対空と対歩兵をこなそう。また250lb爆弾×4もうまく当てていけば対戦車もできる。

 

 

パターン① おすすめ

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サクソフォン気筒で最高速度を高め、イスパノ20㎜×4の高火力で一撃離脱に徹する重戦闘機らしさが活かせられる専門技能ツリーだ。ただし対戦車能力は一番低い。

 

 

ランク1のサクソフォン気筒

 

機体の最高速度と加速力をガン上げする技能である。その加速力はともかく、最高速度はすさまじく戦闘機ですら追いつけない。特に無駄な旋回を省き直線的な機動をすれば、敵がナイトロなどを積んでない限り速度で振り切れてしまうこともある。また、重戦闘機らしい一撃離脱戦法において欠かせない技能である。ただしエンジンが部位破壊されると速度が全く出ずにただの大きな的になってしまう。

 

 

ランク2のイスパノ20㎜×4

 

2門ですら破壊力抜群のイスパノ20mmをなんと4門もつけてしまう。
イギリス航空機の機銃の中では最強火力を誇る
ドイツ軍で一番硬いJu88ですら2秒くらいで削りきってしまう。もうほんと瞬殺レベル。しかも対歩兵ダメージも凄まじく、1発60ダメージ前後の榴弾が4発も同時に飛んでくるので、こちらも瞬殺。しかし欠点も明確で、装弾数が150発と少ないことと、弾道落下と拡散が割とありオーバーヒートまでも短いので、ロールしまくる敵機や動き回る歩兵に当てるには慣れが必要だ。爆撃機のような的が大きく動きの遅い航空機なら一方的に撃墜できる。

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 またサクソフォン気筒による最高速度とイスパノ20㎜×4の高火力の相性は素晴らしく、爆撃機だけでなく戦闘機すら粉砕できる一撃離脱戦法の根幹をなす。一撃離脱戦法については本編記事や立ち回り編で解説。

 

 

 

パターン②

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6ポンド砲という万能な装備と4000lb爆弾という最強の対戦車装備を両立させた攻撃力全振りの専門技能ツリー。ただし防御力は全ツリーで最も弱い。

 

 

ランク2のQF 6ポンド砲

 

対戦車、対空、対歩兵のどれにも強力な汎用性の高い対戦車砲。史実通りフルオート射撃ができる上にレートも早いため下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる戦法ができる。似たような装備にJu88Cの75mm腹部法があるが、あちらより単発威力が低い代わりにレートが早い。対戦車威力はまちまちだが後述する4000lb爆弾と両立できるためあまり大きな問題にはならない。対空威力も頼もしく、爆撃機なら2~3発、戦闘機なら2発で撃墜が可能なため非常に強力。対歩兵も戦車の主砲並みに効果的なのでまさに万能装備だ。

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 緩降下爆撃の要領で行おう。詳しくは本編記事で解説済みだ。

 

 

ランク4の4000lb爆弾

 

なんとも頭の悪そうな重量である。現在実装されている爆弾で最も対戦車威力が高く、直撃で破壊できない戦車はない。なお4000lb爆弾特有の特徴として着弾してから爆発するまで遅延があり、1000㎏爆弾などよりは多少偏差がいるが誤差の範囲といえよう。なお上方向への爆風もすさまじいため、遅延を過信して自爆しないように注意。

 

 

 

パターン③

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素早く遊撃し、戦車をミサイル+500lb爆弾コンボで確殺していくスタイルに向いてる。ただし対空性能は最弱でサクソフォン気筒を活かしきれてない。

 

ランク2のRP-3無誘導ミサイル


無誘導ミサイルを怒涛の8発撃ち込める装備。弾道が素直でほぼ照準通りに飛ぶためすごく当てやすい。もちろん歩兵の群れに撃ち込めばキルも狙えるが、全弾うまく当てれば重戦車にすら70ダメージ前後を叩き出せる。対空砲に関しても本格的に被弾する前に制圧できるためなかなか頼もしい。しかも爆弾等と違い補給の際のリロードがなぜか短いため、本気の機動力と噛み合って継続的な対戦車火力が出るのも魅力だ。ただしドイツ軍機の装備するロケットと違い近接信管がないため、対空兵器としては使い勝手が悪い。

 

 

ランク4の500lb爆弾×2

 

対戦車に有効な中量爆弾。確実に当てれば軽戦車クラスなら片道で破壊可能。この技能自体の性能はともかく、これとミサイルを両立させることで戦車確殺コンボができ、爆撃機並の対戦車能力を手に入れられることが強みだ。

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ただしこのツリーはサクソフォン気筒が防衛面でしか活かされてないため、少々もったいない。

 

 

 ◎立ち回り編

  

 

重戦闘機は戦闘機を超える高火力をもち、機体によっては戦闘機すら追いつけない高速の双発機だが、旋回性能は戦闘機に劣る。そのため旋回合戦である格闘戦に持ち込まれると不利である。そのため戦闘機とは異なる立ち回りが必要だ。

 重戦闘機は直線的な機動が得意である。逆に言えば曲線的な機動は苦手だ。そのため敵戦闘機の後方をついたら旋回合戦に持ち込まれる前に持ち前の火力でねじ伏せる必要がある。そこで有効なのが一撃離脱戦法だ。

 

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 撃墜できたか否かの結果に関わらず離脱することが重要だ。戦闘機は曲線的な動きは得意だが直線的な動きは苦手だ。存在に気が付いた戦闘機が旋回してくる前に一直線に離脱すれば状況はリセットされる

 

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また状況が有利なら格闘戦にちょっかい出すのもあり。味方機の後ろをついてる敵機を狙おう。しかし後ろをつかれたら死を意味するので警戒は怠らないように。

 

6ポンド砲に関しては実戦で偏差になれるしかない。一番重要なのは深追いしすぎないことだ。当たらない、偏差が合わない、破壊しきれないと思ったらすぐに離脱して体制を立て直そう。

 

またパターン②はサクソフォン気筒による速度上昇がないため、自衛に工夫が必要となる。いろいろな防衛機能があるがわたしが好んで使う機動は失速機動だ。

 

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動画のように減速し続けることで空中であえて失速し、敵戦闘機にとって予測の難しい挙動をすることだ。多くの戦闘機はこれだけでとりあえずは撒くことができる。状況に応じてそのまま離脱したり後ろを取って反撃するとよい。なおパターン②以外のサクソフォン気筒を取ったルートでもエンジン無力化された際に最終手段として使える。エンジン修理の時間を稼ごう。

 

 

 ◎欠点解説

 

 

重戦闘機ならではの欠点として防御手段が非常に乏しいことが挙げられる。サクソフォン気筒で速度が上がったところで時間をかければ撃墜される。そのため先手を打たなけば負ける。旋回性能ではどうひねっても戦闘機には勝てないため、旋回合戦や格闘戦に持ち込まれるとほぼ確実に負ける

 

 

 ◎総評

 

 

圧倒的な攻撃能力を持つが防御力は皆無に等しく立ち回りをミスればすぐに死ぬ。先手必勝も甚だしい航空機だ。敷居は高いものの使いこなせれば戦闘機を超す対空能力と爆撃機に負けぬ対地能力を両立させることができる。