ブレニムMKI

ブレニムMKI

 

スポットの少ない今作において優位性を保証する索敵カメラによる戦況の把握。他の英国軍航空機にはない特徴を持つブレニムMKI偵察機として味方支援と敵歩兵の排除に徹することができるだろう。

 

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見た目も装甲も爆撃機だが、実態は偵察機である。

 

 ◎専門技能編

 

 

初期仕様

メイン  303機関銃

サブ   40lb爆弾×8

装備1  緊急修理

装備2  なし

 

歩兵の集団に爆弾を投下して敵歩兵を駆逐しよう。対戦車能力はないので注意。

 

 

パターン① おすすめ

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 偵察機として味方の地上兵を支援しつつ支援爆撃ができる専門技能ツリー。

 

ランク1のレーダーパッケージ

他の機体でも紹介したものと同じ性能で、自機の周囲の一定範囲の航空機をスポットする。偵察機という特性上、高高度を飛行していることが多いが、もし敵機に攻撃されてる味方機がいたらすぐさま援護に向かおう。味方がもしレーダーを装備してない航空機なら、敵機をスポットするだけでもかなり手助けになる。

 

ランク2の索敵カメラ

うまく使えばマップ全体がスポットできるカメラ。機体下部のカメラ視点に切り替わり、5回もシャッターを切れる。少なくとも30秒に1回はマップを撮影したい。イメージとしてはマップ上空を鳶のように旋回しつつパシャパシャと撮影していくのが強い。スポットスコアもそこそこ入るので分隊スコア稼ぎ要員としても優秀。また、敵の設置した出撃ビーコンや地雷までスポットするので裏取り処理に苦しむ分隊員や、地雷にハラハラしてる戦車兵の救世主になれるかもしれない。同じランク2の中央ツリーにある303機首銃座機関銃×2も強いが、スポットカメラの価値を考えれば捨てざるを得ないだろう。ブレニムMK IFの下位互換になるからだ。

 

ランク4の50口径重機関銃榴弾

メインの機銃を重機関銃に強化するので、初期仕様の約2倍のダメージになるが、これが侮れない火力。特に戦闘機など装甲が薄い航空機にはかなりのダメージが入る。少なくとも味方航空機の護衛には十分すぎる火力だ。また榴弾であるためスプラッシュダメージが入るので地上兵に対して範囲攻撃が可能となる。ただし有効範囲は広くなく300発しか装備してないため正確なエイムが必要となる。

 

 

パターン②

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偵察機ではなく地上支援機として立ち回れる専門技能ツリー。ただし役に立つかは味方依存な部分が多い。

 

ランク1の補給品展開

 

歩兵用の補給物資を投下する専門技能。照準等はないため正確な投下は難しいので低空飛行などするして工夫しよう。特に拠点外など補給物資が付近にない場所にばらまくといい。あまり使ってくれないが。。。フレンドに地上兵からの光景を録画してもらったので見てもらいたい。

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かわいい

 

 

ランク4の空中投下

 

端的に言えば分隊員以外でもリスポーンが可能となる技能。ただし後部座席などにリスポーンするのではなく空中スポーン→パラシュート投下という形になる。Hamada等マップの初動で重要拠点上空を飛び味方をスポーンさせたりできかなり強力だが、範囲外に出撃してしまいそのまま敵前逃亡扱いで死んでしまう味方がたまにいるので、この技能を付けてるときは立ち回りを気を付けよう。

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また、同じくランク4に存在する地雷投下についても一応解説

 

ランク4の地雷投下

初期から装備していた40lb爆弾×8を捨て、替わりに地雷を空からバラ撒けるというインパクトのでかい技能。ブレニムMKIで唯一対戦車ができる技能。スツーカB-2が撒ける地雷は5個だが、なんと15個の地雷を一斉にばら撒ける。もはや地雷原である。うまい戦車乗りはさすがに対策するが、不注意な戦車はそのまま踏んで爆散してしまうことも。補給所やリスポーン地点にばら撒くのも嫌らしい。ただしあまり考えずにばら撒くのは厳禁。味方戦車のそばにばら撒いたりなんかすれば、誘爆して敵のキルを誘うことになるのでもはやトロールの域だ。それにバグか仕様か地雷投下してる最中に対空砲を受けると空中で地雷が誘爆してしまい、ブレニムごと爆散して事故死してしまうので注意。対歩兵が一切できなくなる上に自爆したり味方に迷惑がかかってしまうこともあるので扱いはかなり難しく、あまりオススメはできないが、使いこなせば敵戦車乗りは発狂ものだろう。(実は初期の40lb爆弾×8は緩降下爆撃などでより集弾率を上げれば軽戦車程度なら70ダメージを無理やり叩き出せてしまうので、慣れてしまえば対空強化を捨ててまで受動的な地雷投下を選ぶ必要はない気がする)

 

 

 ◎立ち回り編

 

爆撃機のような立ち回りは推奨できない。偵察機なので敵機や対空砲から攻撃されにくい自陣よりの高高度から索敵カメラで敵の位置を知らせ、もし裏どりを試みる敵分隊がいれば急降下して爆撃しよう。もちろん対空砲をスポットしたら積極的に壊しに行こう。

 

また、本機は偵察機であるため全く対戦車できないと思われがちだが、装備している対歩兵向けの40lb爆弾×8も緩降下爆撃等で着弾地点を絞り全弾直撃させれば重戦車にも70ダメージ前後無理やり叩き出せることも手段の一つに入れておこう。

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 ◎欠点解説

 

 

結論から言えば存在が欠点と言える。あくまで偵察機なため、爆撃機枠としては対戦車火力が足りず、戦闘機枠としては対空性能が足りない。つまり味方航空機に対空も対戦車も丸投げすることと同義だ。もちろん索敵カメラの味方への恩恵と影響力は無視できないが、それにしても味方航空機にかける負担が大きすぎるため、Fjell 652などの航空機の枠が多く戦車が少ないマップでなら安心して使えるだろう。

 

 

 

 ◎総評

 

 

偵察機として敵の位置を暴き味方を支援することで戦況を動かしうるポテンシャルを持つものの、機体自体の性能の低さがネックとなるため簡単そうで実は難儀な航空機だ。味方が有能であればあるほど輝くので、チームの戦況を見て使おう。