零式艦上戦闘機五二型

零式艦上戦闘機五二型

 

ぜろせん∩(・ω・)∩ばんじゃーい。無敵神話の1ページ目を飾る日本の傑作戦闘機、の派生版。本機は安全圏からの遠隔攻撃や特殊な機動に優れる。

 

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二一型のような安定感はないものの、なかなか個性的な技能がそろう。(対空兵器の強化で現在はこちらのほうが安定する)

 

なお、太平洋航空機は零式艦上戦闘機二一型とコルセアF4U-1A、零式艦上戦闘機五二型とコルセアF4U-1Cはほぼ同一の専門技能であるため、本機の解説はコルセアF4U-1Cと一部を除き同一のものである。(コピペです手抜きですみません)そのため解説動画も日米混じっている

 

 

 

◎専門技能編

 

 

 

初期装備

 

メイン  重機関銃×4

サブ   なし

装備1  緊急修理

装備2  三式一番二八号(×4)

装備3  なし

 

初期の重機関銃4門はなかなか対空性能が良い。陸空両方にたいして使えるロケット4門で安全圏から対地攻撃もできる。

 

 

パターン① 【対空】おすすめ

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ある程度のの対地能力を残しつつドッグファイトに絶対勝ちたい人向けの装備である。というかこれ一択まである。

 

ランク1の重機関銃×6

 

4門でも強い重機関銃を6門に増やす技能。対空は言うまでもないが、対歩兵もかすれば大ダメージが入るため、強い。レートは二一型の軽機関銃よりも遅く、近距離のTTKも低いが、単発威力が高く弾道が素直なので全距離で安定した火力が出せる。というよりこいつ自体よりも次に解説するマニュアルスーパーチャージャーとの併用が強い。

 

 

ランク2のマニュアルスーパーチャージャー

 

この機体の最強の装備。エンジンを改造することで一時的に加速力と最高速度を大幅に上昇させる技能。サブウェポン枠に装備され、選択中に効果を発揮する。その加速力はすさまじく、欧州戦線にあるナイトロなどの比ではない。例えばシザーズ等の減速を伴う空中戦闘機動において、減速からの立て直しが早くなる。というかもはやキモいレベルで強く、同じマニュアルスーパーチャージャーを装備していない航空機は一方的にキルできる。もちろんドッグファイトのみならず、対地攻撃からの離脱や、単純に移動時間の短縮などでも使える。

 

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ただしオーバーヒートの概念があり、一定時間以上使用するとしばらく使えなくなる。スピード狂が過ぎてドッグファイトになる直前で使用できない、なんてことは避けよう。

 

また同じエンジン系統強化の専門技能として、零式艦上戦闘機二一型やコルセアF4U-1Aの搭載できるエンジンアップグレードがあるが、瞬間的な加速力や最高速度は圧倒的にマニュアルスーパーチャージャーの方が上だ。ただしエンジンアップグレードはオーバーヒートなどの概念は存在しなく、恒常的に発揮されるものなので、長期的に見ればエンジンアップグレードのほうが強く、一概にどちらが強いなどとは言えない、(もっとも、あちらの軽機関銃などの近距離火力とこちらの重機関銃の安定した火力なども違うため、単純には比べられない)

 

 

ランク3の強化翼

 

翼の部位破壊されるまでの耐久値を上げる地味だが強い技能。もっとも翼を破壊されてもマニュアルスーパーチャージャーで補えるのだが、これ自体というより同じランクのほかの技能が癖アリでなのでこれが一番無難。

ついでに同じランクにある出撃ビーコンは、上空にリスポーンポイントを作るもので、裏取りがしやすくとても強い。のだが、緊急修理と置き換われるため自衛力が大幅に落ちる。フレンドと連携撮れる状況でもない扱いが難しい。

 

 

ランク4の三式六番二七号

 

ビークルに有効な大型ロケット2発を装備する。戦車に2発とも直撃で30~40ダメージほどクリティカルヒットで80ダメージ前後出せるときもあるが判定は謎。(おそらく背面装甲)ある程度照準通りに飛んでいくため、高度を下げてフリーガーファウストを当てられるリスクを負わなければ攻撃できない爆撃と違い、遠距離から安全にビークルにダメージを与えられる。もちろん対空にも使用できる。初期の三式一番二八号×4よりも一発の爆発範囲が多いため、対歩兵に関しては使いやすくなる。コツとしては対歩兵は2発同時に撃って爆発有効範囲を広め、対ビークルは1発づつしっかり狙うことでダメージが出せるようになる。

 

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ちなみにだが、同じランクにある三式一番二八号×8のほうが全弾直撃させた際の対ビークルダメージは大きい。おおよそ70ダメージ前後叩き出せる、のだが全弾撃ち切るまでに時間がかかる上に当たり判定が渋いので結果的に2発の三式六番二七号のほうが安定するほうが多い。なので正直なところ好みで選んでいい。

 

と思ってたけど最近は8連のほうが強い気がする

 

 

ランク5の索敵スコープ

 

コックピット視点でズームすることで照準内に映った敵をスポットする。といっても射程は結構短く、近づかないとスポットが入らないので、あくまで敵機の存在の確認程度として過信しないように。

同じランクに補給強化があるが、ロケット弾はそもそも再装填の時間が短いため恩恵を感じにくい。

 

 

ランク6のフィンバレル

 

メインウェポン、つまりこの場合は重機関銃のオーバーヒートまでの時間が長くなるため、より長く連射できる。地味だが重機関銃の火力を考えれば非常に強力

またマニュアルスーパーチャージャーで対空強化しているこの機体であれば改良型動翼も強力。簡単に言えばロール性能が上がる。なので旋回合戦で特に有利になるなんてことはないが、ロール性能が上がることにより旋回そのものを開始するのが早くなるため、ヘッドオン時などのすれ違い後の戦闘で若干有利となる。

 

 

パターン② 

 

と、言いたいのだがぶっちゃけパターン①以外が弱すぎておすすめしない。左側の20㎜榴弾砲×2を取ると対歩兵に強くなるが、それをするなら二一型が上位互換なので、そちらを使う方が良い。まあロケット弾で遠距離から対戦車ダメージを与えられるという観点では一応差別化はできているのだが、微妙なところ。

 

いずれにせよ

この機体でマニュアルスーパーチャージャーを装備しないという選択肢はあり得ない

ので、パターン①以外で有用なのは無いといえる。補給物資落してもいいけど、かわいいだけ。

 

あと一応ランク4の角度付き20㎜榴弾砲も解説

 

日本機のみに存在する技能。斜め上に向かって撃てる20㎜榴弾砲を1門搭載する。専用のレティクルが表示される。また装備2に装備されるので、ロケット弾は使えなくなる。一応榴弾砲なので地上に撃てばスプラッシュダメージがあるが、なぜか通常の榴弾よりわずかにダメージが低い(そもそもさかさまに飛行して撃つ状況がないが)

 

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旋回戦でわずかにメインが届かない時に使えなくもないが、マニュアルスーパーチャージャーを装備している以上そういう状況になりにくいので、意識して使わないと使えない印象。すくなくともロケット弾を捨ててまで取る価値は微妙なところ。わたしの個人的な結論としてはネタ武器。

 

 

 

◎立ち回り編

 

 

 

この機体のアイデンティティのすべてはマニュアルスーパーチャージャーである。なのでドッグファイトにしろ対地攻撃にしろマニュアルスーパーチャージャーの仕様に使い慣れることから始まる。

マニュアルスーパーチャージャーに関してほとんど先ほどの技能編で解説したが、ではいつ使うのか、である。

相手がエンジン系統未強化勢なら考えなくとも使えばいずれ敵機を落とせる。問題は相手もエンジン系統を強化しているときだ。

旋回戦にもつれ込んだ場合、相手が同じマニュアルスーパーチャージャーを装備している場合、単純に先手必勝である。相手が使う際はビジュアルと音で判別できるため、もし音が聞こえたら自分も即座にマニュアルスーパーチャージャーを使用しよう。オーバーヒートまでの時間は同じなので、基本的には先に使ったら勝ちである。

ではお互い同時に使って決着がつきそうにない時はどうするか。

本機はレーダーパッケージがないため、ミニマップで敵機の所在を確認できない。向こうもマニュアルスーパーチャージャーを使用しているならば条件は同じだ。そして決着がつかない時の多くが視覚ではなく聴覚に頼る状況であろう。なので一つ目としてはハイ・ヨーヨー等の機動だ。

詳しくは本編記事の対空編で解説しているが、ハイ・ヨーヨーとは目標機を追う際に自機の速度が優速である場合に余った速度を上昇することで高度に変換し一旦速度を落とし、そこから降下することで再び速度を得ながら追随する機動だ。

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詳しくは下記リンクの対空の項目にて

s0wh4t.hatenablog.com

 

 要は上のGIFのような軌道だが、マニュアルスーパーチャージャーを使用することで上昇する際の減速を抑えつつ降下の際も使用し続けることでただマニュアルスーパーチャージャーを使用するよりも早く旋回することができる。つまりお互いマニュアルスーパーチャージャーを装備しているという意味で平等な状況であるため、ハイ・ヨーヨー等の機動をすることでやっと優位な状況が作れるだけの話だ。もちろんロー・ヨーヨーでも十分できるが、あまり低空に行くと対空砲やフリーガーファウストの妨害を喰らいかねないので注意。

また、いっそのこと逃げてしまうのもありだマニュアルスーパーチャージャーを使用して一気に自陣や味方機のもとに逃げてしまおう。もしかすると敵機がマニュアルスーパーチャージャー使用時の音を聞いて「あいつ使ったぞ!わたしも使って旋回戦で負けないようにしよう!」と気合入れて旋回を継続するかもしれない。リスクはあるものの成功すれば態勢を立て直せる。

 

相手がコルセアF4U-1Aであればエンジンアップグレードを搭載している可能性がある。エンジンアップグレードは恒常的に機体の最高速度と加速力を強化するものだが、瞬間的にはマニュアルスーパーチャージャーが大きく勝るため、減速を伴う空中戦闘機動ではマニュアルスーパーチャージャー持ちが圧倒的に有利である。相手がシザーズ等を仕掛けてきた場合、あるいはこちらが仕掛けた場合は落ち着いて対応すれば勝てる。

しかし旋回合戦などの長期戦になると、これが意外と苦手だ。もちろん短期決戦で終われば旋回戦もしめたものだが、マニュアルスーパーチャージャーが一度オーバーヒートしてしまうと、エンジンアップグレード機の旋回性能が追いつき、下手すれば追い越してしまう。オーバーヒート中はエンジン系統未強化勢と同じなので、エンジンアップグレード機相手にオーバーヒートさせてしまうと状況は劣勢だ。(しかも使用不可の時間は案外長い!)近距離の瞬間火力もあちらの軽機関銃4門が勝る。しかもあちらはレーダーパッケージを搭載しているかもしれない。

 

こちらも解決策としてはやはりハイ・ヨーヨーの機動を用い、こちらから仕掛けることで戦いを長期化させないことに尽きるし、はじめから減速を伴う空中戦闘機動に持ち込ませる方が良い。正直なところ相手の腕次第なので一概にどちらが有利だ不利だはわからない。

 

 もちろん対地攻撃からの離脱の際もマニュアルスーパーチャージャーを使えばフリーガーファウスト等の被弾を抑えることができる、実際にフリーガーファウストを構えてみると、早くて意外と偏差が難しい。(もちろん正面から行けば意味ないが)

 

あと余裕があるなら補給拠点が遠い際の時間短縮にも使えるが、その際に不意打ちされると悲しいことになるので油断しないように。

 

 

 

◎総評

 

 

 

すべてがマニュアルスーパーチャージャーをいかに使うかにかかっており、うまく使いこなせれば空も陸も制圧できる。練習する価値は十分にある。